<献立>牛乳、ごはん、笹かまぼこのカレー揚げ、おくずがけ、ずんだもち(651)カロリー
今日は、宮城県の郷土料理です。
笹かまぼこは、昔仙台でヒラメが大漁に収穫され、今のように輸送方法や保存技術もなく大量に余っていたため、ヒラメを使って作った食べ物として、食べられるようになりました。伊達政宗の家紋の「竹に雀」の笹の葉にちなんで、笹かまぼこと名づけられたとも言われています。
おくずがけは、温麺(うーめん)や野菜、豆麩、油揚げなどを入れて煮込んで、片栗粉でとろみをつけたしょうゆ味の汁物です。精進料理としてお盆やお彼岸に食べます。
ずんだもちは、枝豆で作る緑色のあんのことを言います。豆をつぶすという意味のある「ずだ」がなまって「ずんだ」になったという説が有名です。ゆでた枝豆の甘皮をとりのぞき、すり鉢でつぶしたものに砂糖を加え、塩と水で味を調えたものです。それをつきたての餅にからめた郷土のお菓子の一つです。