今年、大藤小学校は愛知県教育委員会から委託を受けて、キャリア教育の研究に取り組んでいます。
その一環として、地域の産業を学ぶということで、弥富にある和菓子屋さんである大橋屋さんから講師にお二人をお招きし、授業を行っていただきました。
第1部として、和菓子職人としてのやりがいについてお話していただきました。
その中で日ごろ、心がけていることを3つ教えていただきました。
①和菓子作りに成功はない。大きさが違ってはいけないので、作っても売り物にならないこともある。それでも、常に同じものを作ろうとすることにやりがいを感じる。
②お客様の期待にこたえられるように、良いことも悪いことも含めて、情報交換を大切にしている。
③笑顔で「いらっしゃいませ」というなど、接客を大切にしたい。
子どもたちは、その後、質問をいくつかしましたが、講師の先生はどの質問にも笑顔で答えてくださいました。「自分の仕事が楽しくて仕方ない」、そう感じました。また、プライドをもって仕事をされている人の生の声が聞けて、とてもよい学びになったと思います。
第2部として、実際に金魚もなかを作りました。初めて作る子が多く、弥富の名菓を知る貴重な経験となりました。
今年はこのように高学年を中心に体験活動に取り組んでいきたいと考えています。