10月24日(木)

RIMG2786

ごはん 牛乳 茶碗蒸し 根菜コロッケ ツナと水菜の和えもの

 

今日のコロッケには、いろいろな根菜が使われています。根菜とは、土に埋まっている部分を食べる野菜やいも類の総称で、「根菜類」とも呼ばれます。「根」という字が使われていますが、根の部分を食べるものばかりではなく、土に埋まる茎の部分や、根と茎が合わさった部分を食べるものもあります。私たちが普段から食べ親しんでいる根菜類には大根やにんじん、ごぼう、かぶ、さつまいもなどがあり、これらは根が大きくなったものです。じゃがいもや里いも、れんこんなどは、茎が大きくなったものなんですよ。

今日のコロッケは、じゃがいもの中に、にんじんや切干し大根、ごぼう、れんこんが入っています。いつもとちょっと違う食感のコロッケです。

10月23日(水)

RIMG2785

ごはん 牛乳 さばのカレー風味焼き 磯香和え 里いもと大根のそぼろ煮 手作り甘夏ゼリー

 

甘夏の正式な名前は「川野夏橙」といい、夏みかんが突然変異の一種の枝変わり(ある枝だけ、ほかの部分とちがう形や実がなる現象)によってできたもので、昭和10年に大分県津久見市の川野豊さんによって発見されました。ちなみに夏みかんの正式な名前は「夏橙」といい、4月から5月に収穫されて、夏にかけて食べられるみかんです。冬の温州みかんと区別して、夏みかんと呼ばれるようになりました。甘夏は、夏みかんよりも酸味が少ないので、甘夏と呼ばれるようになり、夏みかんよりも早く色づき、食べやすいので、現在では夏みかんよりも多く作られています。

今日は、甘夏を入れたゼリーを大藤小の給食室で作りました。

10月22日(火)

RIMG2783

ソフトめん、牛乳、ミートソース、イタリアンサラダ、
フルーツヨーグルト

今日のめんは、ソフトめんです。ソフトめんの正式な名前は「ソフトスパッゲティ式めん」といい、学校給食用に開発されたもので、1960年代ごろ、東京の学校給食に出されたのが始まりだといわれています。ソフトめんは、一見うどんのようですが、うどんに使う粉が薄力粉や中力粉であるのに対し、ソフトめんはパンと同じ強力粉が使われます。ソフトめんは、ゆでためんを袋に入れた後、冷蔵庫で一晩保管されます。翌日、蒸気殺菌を行ってから、学校に納品されます。学校給食用に特別につくられたソフトめんを、ミートソースと一緒に味わってくださいね。

10月21日(月)

RIMG2782

ごはん 牛乳 焼きぎょうざ 八宝菜 春雨サラダ

 

みなさん、給食を食べた後の片付けは、きちんとできていますか。食べ終わった食器にごはん粒やおかずなどの食べ物が残ったままになっていませんか。箸かごの箸は、同じ方向を向いて入っていますか。食器かごには、同じ種類の食器を重ねてありますか。食器をきれいに片付けることは、給食を作ってくれる調理員さんや食べ物への感謝の気持ちを伝えることにもつながります。「今日の給食、おいしかったです。ごちそうさまでした」と感謝の気持ちを込めて、食器の片付けができるといいですね。

10月17日(木)

RIMG2780

ごはん 牛乳 いわしのかば焼き風 茎わかめのきんぴら なめこ汁

 

みなさんは、どんなきのこを知っていますか?給食にも、しいたけやえのきたけ、しめじ、なめこ、マッシュルーム、きくらげなど、いろいろなきのこが登場します。そこで、今日は「なめこ汁」に入っている「なめこ」について紹介します。

なめこは、日本原産のきのこです。自然にできるものは、全国各地のブナやナラなどの広葉樹で採れますが、現在、食用として流通されているほとんどが栽培されたものです。おかくずと米ぬかなどの栄養分をブロック状にしたもの(菌床といいます)に種菌を植えて栽培する菌床栽培で作られたものです。

ちなみに、なめこ特有のぬめりは何だと思いますか? あのぬめりは、水溶性の食物繊維である「ペクチン」によるもので、ペクチンには、腸の調子を整える働きがあります。

10月16日(水)

RIMG2779

ごはん 牛乳 ビビンバ 豆乳キムチチゲ お菓子な卵

 

今日10月16日は「世界食料デー」です。世界食料デーとは、国連が制定した、世界の食料問題について考える日です。世界の一人一人が協力し合い、世界に広がる栄養不良、飢餓、極度の貧困を解決していくことを目的としています。今、世界では、すべての人が十分に食べられるだけの食料が生産されています。しかし2023年は、約7億3,300万人が食べることができず、飢えていました。これは、世界中で11人に1人にあたります。これから先、世界中の人々が飢えに苦しむことなく生活するために、私たちができることは何なのか、考えてもらえればと思います。

10月15日(火)

RIMG2778

秋の香りの五目ごはん 牛乳 まぐろと大豆の甘辛がらめ 月見団子汁 一口洋梨ゼリー

 

今日は「十三夜」です。十三夜とは、十五夜の後にやってくる旧暦9月13日のお月見のことです。お月見といえば十五夜が有名ですが、十三夜は1年の中で十五夜に続いて美しい月が見られるといわれ、昔からお月見をする習慣があります。十五夜は、中国から伝わったものですが、十三夜は日本独特の行事です。十五夜のあとに月見を楽しむため、「後の月」ともいわれます。十五夜は里芋をお供えするので「芋名月」と呼ばれますが、十三夜はこの時期にとれる栗や豆をお供えするので、「栗名月」や「豆名月」ともいわれます。

今日は十三夜にちなみ、給食にも栗や大豆を取り入れました。汁には、かぼちゃが入ったじゃがいもの団子を使いました。汁に浮かぶ団子が月に見えませんか。今日は曇っているので難しいかもしれませんが、夜空にもきれいな月が見られるといいですね。