10月11日(金)

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ナン、牛乳、チキンキーマカレー、じゃがいもチーズ焼き、
マンナンサラダ

今日は、ナンにカレーをつけて食べましょう。
ナンは、ペルシャ語で「パン」を意味する言葉で、発祥地であるインドを含めパキスタンやイラン、エジプトといった中央アジアの国々を中心に世界中で親しまれています。ナンの主な材料は、小麦粉に塩、砂糖、イーストなどで、これらをこねて発酵させた生地を平らに伸ばし「タンドゥール」と呼ばれる、つぼ型の大きな釜の内側に貼り付けて焼き上げます。
このタンドールの温度はとても高温で、生地を貼り付けたら短時間で焼き上がるため、外はパリパリ、中はもっちりとした食感に仕上がります。インドではナンがよく食べられているように思われますが、大きな釜が必要なナンは高級品なため、インドの家庭では、フライパンで焼いた薄い生地の「チャパティ」を主食にすることがほとんどだそうです。

10月10日(木)

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ごはん 牛乳 ハヤシライス オムレツ ブルーベリーゼリー和え

 

今日は「目の愛護デー」です。10月10日が目の愛護デーになったのは、10と10を横にしてみると、人の目と眉にみえるところからだそうです。

そこで、目の健康に良い食べ物に関する問題を出します。よく考えましょう。

 

問題:今日の給食に使われている食べ物で、目の健康に良い食べ物はどれでしょう?

 

① にんじん    ② 豚肉    ③ ブルーベリー

 

正解は・・・①、②、③、全部です。

にんじんに多く含まれているビタミンAには、目の神経の働きを正常にします働きがあります。豚肉に多く含まれているビタミンB1には、体の疲れをとるとともに、目の疲れにも効果があります。ブルーベリーに多く含まれているアントシアニンには、目の疲れを和らげる働きがあります。

目の健康について考え、目の健康に良い食べ物を食べるとともに、テレビやパソコン、スマートフォン、ゲームなどの画面を見る時間を減らしたりして、目をいたわりましょう。

10月9日(水)

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ごはん 牛乳 たれカツ 野菜の香り漬け スキー汁 オレンジ

 

今日は「新潟県」の郷土料理献立の日です。たれカツとスキー汁の紹介をします。

たれカツは、揚げたカツに甘じょっぱいタレをからめたものです。このたれカツをご飯にのせた「たれカツ丼」は新潟県の郷土料理です。よかったら、たれカツをご飯にのせて食べてください。

スキー汁は、新潟県上越市発祥の料理です。上越市にある金谷山は、明治時代にオーストリアの軍人レルヒ少佐が日本で初めてスキー術を伝えた地として知られています。当時のスキー訓練の時に出された、さつま汁のような汁ものが「スキー汁」の始まりだそうです。具の切り方に意味があり、短冊切りの大根・にんじんは「スキー板」、つきこんにゃくは「シュプール」、豆腐は「雪やあられ」、長ねぎやごぼうは「かんじき」、しいたけは「みのや笠」を表しています。さつまいもが入るのが特徴ですが、これはレルヒ少佐が視察を行った陸軍第13師団に鹿児島県出身の軍人がいたからといわれています。

10月8日(火)

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白玉うどん 牛乳 肉ごぼううどんの汁 ビーンズサラダ 大学いも

 

豆は、世界の国々でいろいろな種類のものが作られていて、肉や魚と同じようにたんぱく質を多く含んでいますし、食物せんいも多く含まれています。豆は、乾燥させて長い間保存することができるので、世界中でその土地にあった豆が作られ、それぞれの国でいろいろな豆料理ができました。フランスは青えんどう豆のスープ、インドはひよこ豆やレンズ豆のカレー、ブラジルはインゲン豆と牛の干し肉のスープなどがあります。日本の豆料理といえば、大豆の煮物や豆腐、しょうゆ、みその加工品、小豆から作る和菓子の「あん」など、いろいろあります。今日のビーンズサラダには、大豆とひよこ豆、青えんどう豆、赤いんげん豆が入っています。豆が苦手な人もいるかもしれませんが、できるだけ残さず食べてくださいね。

10月7日(月)

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ごはん 牛乳 わかさぎのから揚げ甘酢がけ みそおでん 白菜の赤しそ和え

 

食べ物には、色々な栄養素があります。その中で、普段食事でなかなかとりにくい栄養素があります。それは何だと思いますか?・・・・・正解は、カルシウムです。カルシウムは、骨や歯のもとになる大切なもので、子どもの時に足りないと、骨や歯が弱くなってしまいます。そのまま年をとると、骨が弱くなって、折れやすくなったり、変形したりする「骨粗鬆症」になってしまいます。このような病気にならないように、カルシウムをしっかりとることが大切です。カルシウムは牛乳に多く入っています。牛乳が飲めない人や苦手な人は、海そうや小魚などを食べるようにするといいですよ。今日のわかさぎも、骨ごと食べることができるので、カルシウムが多くとれます。よくかんで、骨まで残さず食べるようにしましょう。

10月4日(金)

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ごはん 牛乳 とり肉のレモン風味焼き れんこんサラダ のっぺい汁 ヨーグルト

 

今日は、これから旬を迎える「れんこん」についてです。

 

ではここで、れんこんに関する問題を出します。よく考えましょう。

問題 れんこんはどの部分を食べているのでしょうか?

 

1. 茎     2.根    3.枝

 

答えは、1の「茎」です。れんこんは漢字で「蓮」の「根」と書きますが、食べている部分は根ではなく、茎にあたります。蓮の地下茎に栄養がたまって肥大したものが「れんこん」です。そして、水面から出ている葉を支えている茎のように見えるのは茎ではなく、「葉柄」と呼ばれる部分になります。葉柄は地下茎の節から出ていますが、この節からは葉柄だけでなく、たくさんのひげのようなものが生えています。これが蓮の「根」で、ここから養分や水分を吸収して全体にいき渡らせています。

今日はれんこんをサラダにしました。シャキシャキとした食感を味わってくださいね。

10月3日(木)

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わかめごはん 牛乳 愛知県産野菜肉団子 マカロニサラダ 白みそ汁

 

わかめは海そうの一種で、昆布やひじき、のりなどの仲間です。日本でわかめが食べられるようになったのは、今から約3,000年前、縄文時代の終わり頃で、青森県の亀ヶ丘遺跡から縄文土器と一緒にわかめなどの海そうが発見されています。陸の植物は根から土の中の栄養を吸収するのに対して、わかめの根は、岩などにはりつき、海の中で流されないようにするためのもので、わかめは茎など、からだ全体で海の中の栄養を取り込みます。海の中の栄養を取り込んで、すくすく成長したわかめには、カルシウムや鉄、マグネシウム、ビタミンK、食物せんいなどが含まれています。少しずつでいいので、わかめを食べるようにしましょう。