2月14日(金)

RIMG2910

ごはん 牛乳 みそおでん もやしのおかか和え 手作りチョコチップドーナツ

 

今日2月14日は、「バレンタインデー」です。日本ではチョコレートとともに女性から男性へ思いを伝える日として定着しています。バレンタインデーの起源はいろいろありますが、ローマ帝国時代を起源とするものが特に有名です。3世紀のローマ皇帝グラウディウス2世は、兵士が結婚すると戦争に行きたがらなくなると考えて、兵士の結婚を禁じていました。結婚を望む若い兵士たちの嘆きを聞いたキリスト教司祭ヴァレンティヌスは、内緒で兵士たちの結婚式を行いましたが、皇帝の命令に背いた罪で捕まり、2月14日に処刑されてしまいました。このエピソードによって、ヴァレンティヌス司祭は恋人たちの守護聖人「聖ヴァレンティヌス」として祀られ、殉教した2月14日は「聖ヴァレンティヌスの日(英語で聖バレンタインデー)となりました。

ちなみに、2月14日にチョコレートを贈るのは日本だけです。また、大切な人へ贈るだけではなく、友だち同士で贈り合ったり、お世話になっている人に贈ったり、自分へ贈るなど、贈るスタイルも時代とともに変わってきています。

2月13日(木)

RIMG2909

キムタクごはん 牛乳 鶏肉のレモン焼き きゅうりの香り漬け かきたま汁

 

今日のごはんは「キムタクごはん」です。キムタクごはんは、長野県塩尻市の学校給食から生まれた料理で、キムチとたくあんをベーコンや豚肉と一緒に炒めて作ることから、この名前がつきました。この料理が生まれた背景には、長野県の食文化が関係しているそうです。昔から長野県は、たくあんや野沢菜漬けなどの漬物をよく食べていましたが、最近は漬物嫌いの子どもが増えていることから、おいしく漬物を食べてもらうために、この料理が開発されました。実際に長野県の学校給食で出されると、たくあんの食感とキムチの味がよく合っていておいしいと評判になり、今では人気の定番メニューとなっています。

長野県塩尻市の学校給食から生まれた「キムタクごはん」は、今では日本全国の学校給食に取り入れられ、いろいろなところで人気メニューのひとつになっています。

2月12日(水)

RIMG2908

ソフトめん 牛乳 ミートソース 菜の花サラダ フルーツとゼリーのヨーグルト和え

 

今日は「愛・地産給食」のです。今月の愛知県産野菜は「菜花」と「キャベツ」です。そこで、今日は菜花について紹介します。菜花と菜の花は同じものなの?と、思う人もいるかもしれません。菜の花は、アブラナ科の植物に咲く花すべてのことで、菜花も菜の花に含まれます。菜花は、本来、和種である在来ナタネと西洋種である西洋ナタネの花のことなのですが、在来ナタネは「菜の花」と呼ばれ、花の蕾や葉を食用にし、西洋ナタネはおもに「菜花」と呼ばれ、茎と花の部分を食用にしています。

菜花は良質なたんぱく質を含み、ミネラルも成分の中にたくさん含まれています。ビタミンCやカルシウムなどの栄養素はほうれん草の3倍含まれていると言われていますし、βカロテンもピーマンの5倍含まれます。独特のほろ苦さがありますが、春の香りがうれしい緑黄色野菜です。

まだまだ寒い日が続きますが、菜花で春の訪れを感じてもらえればと思います。

2月10日(月)

RIMG2898

ごはん 牛乳 キャベツ入りメンチカツ 高野豆腐のうま煮 たくあん和え

 

みなさんは、箸を正しく持って使うことができていますか?今日は、「箸」についてお話しします。今では当たり前に使われている箸ですが、この箸が誕生したのは、今から3000年以上前の中国です。人間が火を使うようになり、調理や食事の際に熱いものを掴むために箸が誕生したと考えられます。日本で箸が使われたのは、いろいろな説がありますが、弥生時代だと考えられています。しかし、当時、箸は食事をするために使うのものではなく、神様に食べ物をお供えするのに使われていました。その時の箸は、ピンセットやトングのような、竹を半分に折ったものでした。日本で食事に箸が使われるようになったのは、今からおよそ1400年ほど前の飛鳥時代です。中国の文化が日本に入ってきた中に、ご飯を箸で食べる文化がありました。そこで聖徳太子が、朝廷での食事に箸で食べる文化を取り入れました。ここから日本でも箸が広まったといわれています。

箸ひとつで、「つまむ」「まぜる」「切る」などの使い方ができます。箸を正しく持って使うことができるようにしましょう。

2月7日(金)

RIMG2897

ごはん 牛乳 れんこん入りつくね 揚げじゃがいものきんぴら けんちん汁 一口みかんゼリー

 

つくねは、「手でこねて形を作る。手でこねて丸くする」といった意味をもつ言葉、「捏ねる」が語源とされています。つまり、鶏ひき肉などを調味料とよくこねて、成型したもので、必ずしも団子状である必要はなく、串に刺した棒状や平たい丸形など、大きさや形に決まりがないのも特徴です。また使用する材料は、サバやいわし、えびなどの魚介類もあり、鶏などの肉類に限りません。調理方法も焼いたり揚げたり、煮込んだりとさまざまで、いろいろな料理で使います。

今日のつくねには、れんこんが使われています。このれんこんは愛知県産で、弥富市のお隣りの愛西市で収穫されたものです。れんこんのシャキシャキとした食感を味わって食べてください。

2月6日(木)

RIMG2895

ごはん 牛乳 カレー麻婆豆腐 春雨サラダ 手作りキャラメルりんごケーキ

 

今日は「たまねぎ」についてです。たまねぎは、給食でよく使われている野菜のひとつです。ところで、私たちが食べているのは、たまねぎのどの部分にあたるでしょうか?次の3つの中から、一つ選んでください。

 

①    根    ② 葉    ③ 実

 

答えは、②の「葉」です。たまねぎはよく根菜に分類されますが、実は私たちが食べているのは葉の根元の膨らんだ部分です。正式には「葉鞘」とよばれるこの部分は、養分を蓄えて分厚くなった葉が重なり合って、球体のように太っていきます。また、この部分を1枚ずつはがすと魚の鱗のようになるので、鱗茎と呼ぶそうです。たまねぎの原産地は中央アジア、地中海沿岸ともいわれます。この地域は、乾燥した地域だったので、葉っぱを重ねることで水分が逃げるのを防いだのです。

そして、今日の麻婆豆腐はカレー味です。いつもとちょっと違う麻婆豆腐を味わってください。

2月5日(水)

RIMG2894

ごはん 牛乳 鶏肉の唐揚げ ツナと水菜の和えもの じゃがいものみそ汁 タルト

 

日本食の汁ものといえば、みそ汁ですね。みそ汁が広く食べられるようになったのは、今から600年くらい前の室町時代の頃です。もともとは主に農家などで食べられていましたが、簡単に作れるので戦国時代には戦の時によく食べられていたそうです。江戸時代になると、ご飯、みそ汁、漬物、おかずの組み合わせが日本人の食事の形になりました。みそと具の組み合わせで栄養的にもバランスがとれているみそ汁は、日本の優れた食べ物です。今日はこの地域でよく食べられている豆みそのみそ汁です。