10月7日(月)

RIMG2765

ごはん 牛乳 わかさぎのから揚げ甘酢がけ みそおでん 白菜の赤しそ和え

 

食べ物には、色々な栄養素があります。その中で、普段食事でなかなかとりにくい栄養素があります。それは何だと思いますか?・・・・・正解は、カルシウムです。カルシウムは、骨や歯のもとになる大切なもので、子どもの時に足りないと、骨や歯が弱くなってしまいます。そのまま年をとると、骨が弱くなって、折れやすくなったり、変形したりする「骨粗鬆症」になってしまいます。このような病気にならないように、カルシウムをしっかりとることが大切です。カルシウムは牛乳に多く入っています。牛乳が飲めない人や苦手な人は、海そうや小魚などを食べるようにするといいですよ。今日のわかさぎも、骨ごと食べることができるので、カルシウムが多くとれます。よくかんで、骨まで残さず食べるようにしましょう。

10月4日(金)

RIMG2764

ごはん 牛乳 とり肉のレモン風味焼き れんこんサラダ のっぺい汁 ヨーグルト

 

今日は、これから旬を迎える「れんこん」についてです。

 

ではここで、れんこんに関する問題を出します。よく考えましょう。

問題 れんこんはどの部分を食べているのでしょうか?

 

1. 茎     2.根    3.枝

 

答えは、1の「茎」です。れんこんは漢字で「蓮」の「根」と書きますが、食べている部分は根ではなく、茎にあたります。蓮の地下茎に栄養がたまって肥大したものが「れんこん」です。そして、水面から出ている葉を支えている茎のように見えるのは茎ではなく、「葉柄」と呼ばれる部分になります。葉柄は地下茎の節から出ていますが、この節からは葉柄だけでなく、たくさんのひげのようなものが生えています。これが蓮の「根」で、ここから養分や水分を吸収して全体にいき渡らせています。

今日はれんこんをサラダにしました。シャキシャキとした食感を味わってくださいね。

10月3日(木)

RIMG2763

わかめごはん 牛乳 愛知県産野菜肉団子 マカロニサラダ 白みそ汁

 

わかめは海そうの一種で、昆布やひじき、のりなどの仲間です。日本でわかめが食べられるようになったのは、今から約3,000年前、縄文時代の終わり頃で、青森県の亀ヶ丘遺跡から縄文土器と一緒にわかめなどの海そうが発見されています。陸の植物は根から土の中の栄養を吸収するのに対して、わかめの根は、岩などにはりつき、海の中で流されないようにするためのもので、わかめは茎など、からだ全体で海の中の栄養を取り込みます。海の中の栄養を取り込んで、すくすく成長したわかめには、カルシウムや鉄、マグネシウム、ビタミンK、食物せんいなどが含まれています。少しずつでいいので、わかめを食べるようにしましょう。

10月2日(水)

RIMG2762

ごはん 牛乳 春巻き マーボー豆腐 切り干し大根の中華和え

 

みなさんは、豆腐がどのように作られているか知っていますか。

まず、大豆を水につけてやわらかくします。それを細かくつぶしたものを水で煮ます。その後に布でこして、豆乳とおからに分けます。この豆乳にニガリをいれて固めたものが豆腐です。豆腐は消化がよく栄養価の高い食べ物で、2,000年以上前に中国でつくられました。日本には、奈良時代に伝わり、お寺で食べられていました。お寺のお坊さんの中には、修行のため、お魚やお肉を食べない人もいます。豆腐の原料の大豆には、お魚やお肉に負けないくらいの量のたんぱく質が含まれているので、お魚やお肉の代わりに、豆腐など大豆からつくられたものを食べていたのです。

今日は、豆腐をたくさん食べることができる料理「マーボー豆腐」です。豆腐をたくさん食べて、じょうぶな体をつくりましょう。

10月1日(火)

RIMG2761

サンドイッチバンズパン 牛乳 白身魚フライ ゆでキャベツ ミネストローネ タルタルソース

 

今日は、バンズパンに白身魚フライとキャベツ、タルタルソースをはさんで、フィッシュバーガーにして食べましょう。

スープは「ミネストローネ」といいます。ミネストローネはイタリアの家庭料理で、作り方や材料、味付けなどに細かい決まりはありません。ミネストローネという名前は、イタリア語で汁物料理、つまり『スープ』を表す「ミネストラ(minestra)」から生まれた言葉です。今日のミネストローネには、ベーコンやにんにく、セロリ、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、大豆、さやいんげん、アルファベットマカロニ、トマトジュースが入っています。いろいろな食べ物をとることができるスープです。

9月27日(金)

RIMG2760

菜めし 牛乳 白身魚の南蛮漬け 赤しそ和え トマト入りかきたま汁 冷凍みかん

 

冷凍みかんは、秋から冬に収穫したみかんを冷凍庫で凍らせたものです。家の冷凍庫では、なかなかうまく作ることができない冷凍みかんですが、では、一体どのように作られるのでしょうか?

冷凍みかんは、皮から水分を抜いた後、マイナス25℃の冷凍庫に入れて急速に凍結させます。さらに凍らせたみかんを、出荷前に0℃前後の冷たい水にくぐらせて、表面に厚さ1ミリの氷の膜を作ります。この氷の膜がとても重要で、出荷後の乾燥を防ぎ、みずみずしい食感の美味しい冷凍みかんが出来上がる、というわけです。簡単に作ることができそうな冷凍みかんですが、意外と手間がかかっているのです。

9月26日(木)

RIMG2759

麦ごはん 牛乳 ひき肉と野菜のカレー パンプキンサラダ 冷凍ヨーグルト

 

今日はかぼちゃについてクイズを出します。全問正解をめざして、よく考えましょう。

 

第1問 かぼちゃは、春、夏、秋、冬、どの季節にとれるでしょう?

 

答えは、「夏」です。10月のハロウィンや12月の冬至で食べるイメージが強い「かぼちゃ」ですが、収穫されるのは「夏」です。ただし、とれてすぐ食べるよりも、何か月か保管して追熟した方がおいしくなるので、秋から冬がおいしい時期になるそうです。かぼちゃは、切ってしまうといたみが早くなりますが、丸ごとなら2,3か月保存できます。

 

第2問 今日のカレーの中には、かぼちゃの仲間の野菜が入っています。次の3つのうちのどれでしょう?

① にんにく    ② なす    ③ ズッキーニ

 

答えは、③の「ズッキーニ」です。見た目はきゅうりのようですが、「ペポかぼちゃ」に分類されるかぼちゃの仲間です。ちなみに、にんにくは「ねぎ」、なすは「トマト」の仲間です。