9月9日(火)

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弥富の新米ごはん さばの八丁みそ煮 菊花和え 重陽の節句汁

 

今日は新米給食です!弥富市は、昭和34年9月26日にこの地域を襲った伊勢湾台風で、収穫直前のお米が大きな被害を受けた経験から、台風シーズンよりも早い時期に収穫できる「早場米」を育てています。弥富市は、愛知県内でも一番早く収穫が始まります。今日のごはんは、収穫されたばかりの弥富の新米です。いつも食べているごはんとの違いを感じながら味わって食べてくださいね。

また、今日は「重陽の節句」になります。重陽の節句には、3月3日の桃の節句や、5月5日の端午の節句と同じ五節句のひとつですが、あまりなじみがないかもしれません。重陽の節句は「菊の節句」とも言われ、菊の花を浮かべたお酒を飲んで、長寿をお祝いする日です。また、地域によっては菊を湯船に浮かべた「菊湯」に入ったり、乾燥させた菊の花びらをつめた「菊まくら」で寝たりして、夏の疲れをとるそうです。「重陽の節句汁」に菊の形をしたかまぼこが入っています。探してみてくださいね。

9月8日(月)

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ごはん 牛乳 鶏そぼろ丼の具 水菜のさっぱりサラダ もずく汁

 

給食で出る汁物は、かつお節や昆布でだしをとっています。今日は世界で一番硬い食べ物といわれる、かつお節のお話です。

昔、武家では、戦いに勝つという意味で、かつお節は「勝つ男の武士」と例えられて戦いの出陣式やいろいろな行事に多く使われるようになりました。それが家庭にも広がり、お祝い事などでも、おめでたい品として使われるようになりました。

日本人の食事にはしょうゆやみそなど、目には見えない菌の力を利用したものがたくさんあります。かつお節もかつおにカビをつけて作ります。このカビは食材の水分を吸うので、うまみが凝縮された、おいしいかつお節ができます。今日のもずく汁も、だしをしっかり取って作ってあります。

9月4日(木)

 

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ごはん 牛乳 鶏ちゃん 小松菜としらすの柚子香和え けんちん汁

 

今日の「小松菜としらすの柚子香和え」の小松菜としらすには、カルシウムや鉄分が豊富に含まれています。骨の成長や歯を強くするのに欠かせないカルシウムと、体中に酸素を届ける大切な役目をもつ鉄分は、体の中では作れないため毎日摂取したい栄養になります。今日は、柚子果汁と和えてさっぱりと食べられるようにしました。よく噛んで苦手でも一口食べてみましょう!

9月3日(水)

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ごはん 牛乳 なすと鮭の揚げ浸し きゅうりの塩麹漬け モロヘイヤとなめこのみそ汁

 

今日は愛・地産給食です。愛知県産の「モロヘイヤ」と「なす」を使いました。

モロヘイヤは、エジプトなど外国から伝わってきた野菜で、重い病気をわずらった王様が、モロヘイヤのスープを飲んで病気が治ったという昔話があり、「王様の野菜」と呼ばれるほど、体によい栄養がたくさん含まれています。モロヘイヤのように、色が濃くて、鮮やかな色の野菜を「緑黄色野菜」といいます。緑黄色野菜は栄養がたくさんありますが、その中でも、モロヘイヤはとても優秀で、病気を防ぐ、肌をきれいにする、骨や歯を強くする、血の流れを整えるなど、たくさんの働きがあります。

また、なすも新鮮なものを使っています。なすは、夏から秋にかけて収穫でき、秋に収穫できるものは秋なすといって、香りが良く特においしいとされています。またなすには米なす、中長なす、長なす、大長なす、小丸なすなどいろいろな種類があります。

給食で使用したり、スーパーで売られていたりする、なすは「中長なす」です。揚げたり、煮たり、焼いたりとさまざまな調理法でもおいしく食べられます。

9月2日(火)

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麦ごはん 牛乳 チキンカレー コーンたっぷりフライ 冷凍みかん

 

今日から2学期の給食が始まりました。久しぶりの給食1日目は、皆さんの大好きなチキンカレーです。ごはんは、米と大麦を一緒に炊いた麦ごはんです。麦は米に比べて火が通りにくく、大正時代に蒸気をかけながら押しつぶし、火が通りやすくした「押し麦」が開発されて食べやすくなりました。給食の麦ごはんの大麦も押し麦です。大麦には食物せんいをはじめ、カルシウムやビタミンなどの栄養素を豊富に含んでいます。特に食物せんいは、白いごはんに比べて10倍以上多く含まれています。食物せんいは腸の働きをよくし、お腹の中をきれいにしてくれます。健康に関心のあった徳川家康は、麦ごはんをよく食べていたといわれています。家康は75歳まで生き、当時としてはとても長生きでした。麦ごはんの効果もあったかもしれませんね。

7月17日(木)

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麦ごはん 牛乳 夏野菜カレー あじフライ 冷凍みかん

 

いよいよ夏休み前最後の給食となりました。締めくくりとなる今日の給食は、ズッキーニ、かぼちゃ、トマト、枝豆など、様々な夏野菜を取り入れたカレーを作りました。夏野菜は、体力を消耗しがちなこの季節に必要なビタミン類をたっぷり含むだけでなく、火照った体をクールダウンさせる効果もあります。暑さに負けず、しっかり食べましょう!

給食がないときは、野菜の摂取不足が心配されます。夏休み期間中は、お家でもしっかり野菜を食べてくださいね!

7月16日(水)

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ごはん 牛乳 鶏肉のレモンソース 野菜の香り漬け トマトと卵のふんわり汁

 

レモンは、インド北部原産のさわやかな香りと酸味をもつ柑橘類です。アメリカ、イタリア、スペインなどで多く栽培されています。国内では暖かく温暖な瀬戸内の島で栽培されていて、広島県が全国1位の生産量を誇っています。レモンは、体の免疫力を高めてくれるビタミンCを多く含んでいます。酸味のもとであるクエン酸には、体の疲れをとる働きがあり、さわやかな香りには、気分をリラックスさせる効果もあります。

今日は、レモンを使って「鶏肉のレモンソース」を作りました。お味はいかがでしょうか。