1月17日(金)

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ごはん 牛乳 美味だれ焼き鳥丼 マカロニサラダ いわしのつみれ汁 みかん

 

美味だれ焼き鳥は、すりおろしニンニクがたっぷり入ったしょうゆベースのタレを焼きたての焼き鳥に自分でかけて食べる、長野県上田市で60年以上愛され続けるご当地グルメです。昭和30年代に始まった食べ方で、市内にある焼き鳥店の店主が仲間とともに考案したと言われています。「美味だれ」と名前がついたのは、平成22年、上田地域の方言で親しい仲間に対して使う呼称「おいだれ」という方言と、「美味しいタレ」、後からかけて食べる「追い(かける)タレ」という3つの要素を合わせ、市内の有志によって名付けられました。今日は、焼き鳥をごはんの上にのせて、美味だれ焼き鳥丼にして食べましょう。

1月16日(木)

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ごはん 牛乳 にぎすフライ みそ味のいも煮 ひじきの炒め煮

 

今日は「お魚チャレンジデー」です。みなさんに魚をもっと好きになってもらえるように、今からお魚クイズをします。今月のお魚は「にぎす」です。

 

第1問  にぎすは何の魚に似ているでしょう?

① さば    ② きす    ③ あゆ

 

正解は、②番の「きす」です。にぎすは見た目が「きす」に似ていることから、「似鱚(にぎす)」と呼ばれるようになったといわれています。しかし似ているのは見た目だけで、きすとは別の種類の魚です。体長は15~20㎝ほどで、目がおおきく、口がとがっているのが特徴です。

 

第2問 にぎすは、海の中のどのあたりに住んでいる魚でしょうか?

① 深いところ     ② 浅いところ

 

正解は、①番の「深いところ」です。にぎすは深海魚といって、深さ200mほどのところに住んでおり、愛知県では渥美半島の沖合でとれています。愛知県は全国有数のにぎすの産地で、石川県、島根県、新潟県に次いで、全国で4番目の漁獲量です。

1月15日(水)

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菜めし 牛乳 おから入りはんぺんの磯辺揚げ 豚肉と大根の煮物 安倍川団子

 

「安倍川団子」は、丸めた餅に煎った大豆の粉であるきな粉をまぶしたもので、きな粉餅や安倍川、安倍川餅とも呼ばれます。この「安倍川」という名は、静岡県にある安倍川という川の名前が由来だそうです。

その昔、安倍川の上流には金山があり、金の採掘で栄えていました。川のほとりの茶店では、つきたての餅にきな粉をまぶしたものを出していました。ある日、安倍川を訪れた徳川家康に、餅にきな粉をまぶしたものが出されました。その時、家康は餅の名前を聞きました。茶店の人がとっさに「安倍川の砂金をまぶした金粉餅です」と紹介したそうです。それを聞いた家康は、その味と機転に感心し、改めて「安倍川餅」と命名された、という一説があるそうです。その後、安倍川餅は、東海道を通る人々に親しまれ、静岡県の郷土食として全国的に広まりました。

1月14日(火)

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小型ロールパン 牛乳 栃木焼きそば ミートボールのトマト煮 手作りミルクゼリー

 

栃木焼きそばは「じゃがいも」が入るのが特徴で、栃木県南部で作られています。栃木市では「じゃがいも入り焼きそば」、足利市では「ポテト入り焼きそば」という名前で呼ばれています。

焼きそばにじゃがいもを入れるようになったのにはいろいろな説がありますが、大正時代の初め、栃木県南部ではじゃがいもがたくさん採れ、よく食べられていました。とくに、長ネギやじゃがいものしょうゆ炒めが子どもたちのおやつとして食べられていました。地元のソース会社が、しょうゆの代わりにソースをかけて子どもたちに食べさせたところ、好評だったことから、ソースで食べることが定着しました。太平洋戦争後に小麦粉の輸入が増えて焼きそばが普及し、以前から栃木県南部でよく食べられていたじゃがいもが、焼きそばの具として入れられるようになったようです。

1月10日(金)

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わかめごはん 牛乳 鶏肉の唐揚げ かぶと白菜の柚香和え 白みそのお雑煮

 

明日11日は鏡開きです。鏡開きとは、お正月の間、神様にお供えしていた鏡餅を食べる習慣のことです。1月11日に行われることが多い鏡開きですが、正月に一区切りをつけるという意味があり、正月が1月15日までとされている地域では1月15日に食べられることもあります。また、鏡餅は、新年を司る年神様が宿る依り代と考えられています。鏡餅を開くことで「年神様をお送りする」という意味や、年神様が宿った鏡餅を食べることでその力を授けてもらい、1年の無病息災を願うという意味があります。餅を刃物で切ることは武士にとって切腹を連想させ、また「割る」という表現も縁起が悪いことから、末広がりを意味する「開く」を使って「鏡開き」と呼ばれるようになりました。

今日は一日早いですが、鏡開きにちなんで、餅を使った白みそのお雑煮です。

1月9日(木)

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ごはん 牛乳 タラのチーズチリソース焼き チョレギサラダ わかめスープ

 

チョレギとは、本来、「浅漬けキムチ」を表す韓国語で、もともとは「コッチョリ」という言葉ですが、韓国の地方独自の方言で「チェレギ」「チョレギ」と変化し、チョレギが一般的になりました。コッチョリとは白菜などの葉物野菜を塩漬けにしたり、調味料に和えたりして作られる韓国料理の一種です。浅漬けキムチのようなものですが、キムチと違って、発酵させずに漬けてすぐ食べるのが特徴で、韓国ではサラダのような感覚で食べられています。「チョレギ」という韓国語、「コッチョリ」という韓国料理もありますが、「チョレギサラダ」という料理は韓国にはなく、日本独自の言い方で、お店で見かけるような食べ方も韓国ではなく日本独自のものなのです。韓国料理の一つと思われていたチョレギサラダは、日本が発祥だったのです。

1月8日(水)

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麦ごはん 牛乳 岩国れんこんカレー【カレーとれんこんチップス】 フルーツのゼリー和え

 

今日は、「岩国れんこんカレー」について紹介します。このカレーは、山口県の岩国市にある航空自衛隊で作られたカレーです。自衛隊、とくに海上自衛隊では、海上での長期間生活で曜日感覚を失わないようにするために、週末にカレーを出すようになったという説があります。実は明治時代、当時の海軍は栄養の偏りによる病に悩まされていたことから、イギリス軍で出されていた栄養価があって美味しいカレーを海軍の食事に取り入れたことからとされています。やがて昭和30年以降にカレールウが登場し、半日勤務の土曜日の昼食に、調理が簡単で後片付けが楽なカレーを作る部隊が増えたといわれています。その後、自衛隊でも土日を休みにするところが増えてきたことから、金曜日にカレーが出されるようになったようです。各部隊でいろいろと工夫したカレーが作られているそうで、今日の岩国れんこんカレーは、岩国市特産のれんこんをいろいろな食感で味わえるのが特徴です。ほくほくシャキシャキ、パリパリの食感をみなさんもよく味わって食べてくださいね。