2月12日(水)

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ソフトめん 牛乳 ミートソース 菜の花サラダ フルーツとゼリーのヨーグルト和え

 

今日は「愛・地産給食」のです。今月の愛知県産野菜は「菜花」と「キャベツ」です。そこで、今日は菜花について紹介します。菜花と菜の花は同じものなの?と、思う人もいるかもしれません。菜の花は、アブラナ科の植物に咲く花すべてのことで、菜花も菜の花に含まれます。菜花は、本来、和種である在来ナタネと西洋種である西洋ナタネの花のことなのですが、在来ナタネは「菜の花」と呼ばれ、花の蕾や葉を食用にし、西洋ナタネはおもに「菜花」と呼ばれ、茎と花の部分を食用にしています。

菜花は良質なたんぱく質を含み、ミネラルも成分の中にたくさん含まれています。ビタミンCやカルシウムなどの栄養素はほうれん草の3倍含まれていると言われていますし、βカロテンもピーマンの5倍含まれます。独特のほろ苦さがありますが、春の香りがうれしい緑黄色野菜です。

まだまだ寒い日が続きますが、菜花で春の訪れを感じてもらえればと思います。

2月10日(月)

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ごはん 牛乳 キャベツ入りメンチカツ 高野豆腐のうま煮 たくあん和え

 

みなさんは、箸を正しく持って使うことができていますか?今日は、「箸」についてお話しします。今では当たり前に使われている箸ですが、この箸が誕生したのは、今から3000年以上前の中国です。人間が火を使うようになり、調理や食事の際に熱いものを掴むために箸が誕生したと考えられます。日本で箸が使われたのは、いろいろな説がありますが、弥生時代だと考えられています。しかし、当時、箸は食事をするために使うのものではなく、神様に食べ物をお供えするのに使われていました。その時の箸は、ピンセットやトングのような、竹を半分に折ったものでした。日本で食事に箸が使われるようになったのは、今からおよそ1400年ほど前の飛鳥時代です。中国の文化が日本に入ってきた中に、ご飯を箸で食べる文化がありました。そこで聖徳太子が、朝廷での食事に箸で食べる文化を取り入れました。ここから日本でも箸が広まったといわれています。

箸ひとつで、「つまむ」「まぜる」「切る」などの使い方ができます。箸を正しく持って使うことができるようにしましょう。

2月7日(金)

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ごはん 牛乳 れんこん入りつくね 揚げじゃがいものきんぴら けんちん汁 一口みかんゼリー

 

つくねは、「手でこねて形を作る。手でこねて丸くする」といった意味をもつ言葉、「捏ねる」が語源とされています。つまり、鶏ひき肉などを調味料とよくこねて、成型したもので、必ずしも団子状である必要はなく、串に刺した棒状や平たい丸形など、大きさや形に決まりがないのも特徴です。また使用する材料は、サバやいわし、えびなどの魚介類もあり、鶏などの肉類に限りません。調理方法も焼いたり揚げたり、煮込んだりとさまざまで、いろいろな料理で使います。

今日のつくねには、れんこんが使われています。このれんこんは愛知県産で、弥富市のお隣りの愛西市で収穫されたものです。れんこんのシャキシャキとした食感を味わって食べてください。

2月6日(木)

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ごはん 牛乳 カレー麻婆豆腐 春雨サラダ 手作りキャラメルりんごケーキ

 

今日は「たまねぎ」についてです。たまねぎは、給食でよく使われている野菜のひとつです。ところで、私たちが食べているのは、たまねぎのどの部分にあたるでしょうか?次の3つの中から、一つ選んでください。

 

①    根    ② 葉    ③ 実

 

答えは、②の「葉」です。たまねぎはよく根菜に分類されますが、実は私たちが食べているのは葉の根元の膨らんだ部分です。正式には「葉鞘」とよばれるこの部分は、養分を蓄えて分厚くなった葉が重なり合って、球体のように太っていきます。また、この部分を1枚ずつはがすと魚の鱗のようになるので、鱗茎と呼ぶそうです。たまねぎの原産地は中央アジア、地中海沿岸ともいわれます。この地域は、乾燥した地域だったので、葉っぱを重ねることで水分が逃げるのを防いだのです。

そして、今日の麻婆豆腐はカレー味です。いつもとちょっと違う麻婆豆腐を味わってください。

2月5日(水)

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ごはん 牛乳 鶏肉の唐揚げ ツナと水菜の和えもの じゃがいものみそ汁 タルト

 

日本食の汁ものといえば、みそ汁ですね。みそ汁が広く食べられるようになったのは、今から600年くらい前の室町時代の頃です。もともとは主に農家などで食べられていましたが、簡単に作れるので戦国時代には戦の時によく食べられていたそうです。江戸時代になると、ご飯、みそ汁、漬物、おかずの組み合わせが日本人の食事の形になりました。みそと具の組み合わせで栄養的にもバランスがとれているみそ汁は、日本の優れた食べ物です。今日はこの地域でよく食べられている豆みそのみそ汁です。

2月4日(火)

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スライスパン 牛乳 スラッピージョー(ミートサンドの具) 根菜ポトフ りんごジャム

 

パンにスラッピージョーをはさんだり、りんごジャムをぬったりして食べましょう。

スラッピージョーは、1900年頃、アメリカで発祥した料理で、ひき肉とたまねぎ、トマトソースなどで作ったミートソースをパンにはさんだものです。この料理名の由来についてはいろいろあるようです。そもそも「スラッピー(スロッピー)」とは、英語で「だらしがない」「汚れた」という意味をもつ言葉です。食べる時に具材がこぼれ、口元がべったりと汚れること、そして作った人の名前が「ジョー」であったことから、この名がつけられたのでないかといわれています。また「Sloppy Joe‛s Bar」という店の料理として作られたからという説もあります。

2月3日(月)

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ごはん 牛乳 いわしのかば焼き風 まめまめサラダ 節分のすまし汁

 

昨日2月2日は「節分」でした。そして今日2月3日は「立春」です。節分というと「2月3日」というイメージがありますが、毎年必ずしも「2月3日」とは限りません。それは、節分の翌日の立春をはじめ、春分、夏至や冬至といった二十四節気のこよみは、太陽の進行と地球の位置関係で決まるもので、1周するのにずれが生じ、年ごとに変動します。この変動によって、節分の日が変わってしまうことがあるためです。

今日は一日遅くなりましたが、節分にちなんだ献立です。焼いた煙が魔除けになるといわれている「いわし」や、邪気や厄災を打ち払う「大豆」を使いました。すまし汁の中には、鬼の顔の形をしたかまぼこが入っています。こよみの上では、立春から春になりますが、実際はこれからもまだまだ寒い日が続きます。給食を一口でも多く食べて、寒さに負けないようにしましょう。