7月10日(水)

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中華めん 牛乳 ソーキ汁 豚肉の角煮 ゴーヤチャンプルー パインゼリー

 

今日は郷土料理献立です。今回は沖縄県です。ソーキ汁に中華めんを入れ、豚肉の角煮をのせて食べましょう。「ソーキ」とは、沖縄のことばで、「スペアリブ(豚のあばら肉)」のことです。本当はスペアリブをのせるのですが、給食では豚のもも肉を使いました。ちなみに、豚の三枚肉(バラ肉)をのせたものは「沖縄そば」といいます。ソーキそばも沖縄そばも「そば」と呼ばれていますが、そば粉は使いません。小麦粉100%で出来ためんで、中華めんよりも太いです。スープはおもに豚とかつおだしが使われているのが特徴です。

チャンプルーは、沖縄を代表する家庭料理の一つで、いろいろな食材を混ぜるという意味があります。チャンプルーには欠かすことができない食材は豆腐です。豆腐と一緒にゴーヤを炒めたものは「ゴーヤチャンプルー」、豆腐と一緒にもやしを炒めたものは「マーミナ(もやしの方言)チャンプルー」と、使う食材によって名前が変わります。ほかにどんな「チャンプルー」があるか、調べてみるのもいいですね。

7月9日(火)

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麦ごはん 牛乳 チキンと夏野菜のカレー 白身魚のパン粉焼き 福神和え

 

福神漬は、明治時代の初め頃に考案、製造されたといわれています。それまでは塩漬けだった漬物をしょう油で漬け、味の良い福神漬になるまでに約10年もの歳月がかかったといわれています。その甲斐あって福神漬は、またたく間に人々の間で評判となりました。その後、兵隊用の食事として採用されたことも手伝い、全国へ広まっていきました。

福神漬の名前の由来は諸説ありますが、7種類の野菜が入っていることや、福神漬を考案した店の近くに七福神が祀られていたことから考えついたという説が有力です。

7月8日(月)

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ごはん 牛乳 コーンしゅうまい マーボー豆腐 中華風和えもの

 

今日は、健康を考えて食べることについてです。

みなさんは、頭で考えて食べていますか?また、考えて食べるということは、どういうことか分かりますか?病気にならないように好き嫌いをしないで食べる。よくかんで食べる。食べすぎない。好きなものばかり食べない。…など、自分の健康にとって何が大切なのかを考えながら食べることです。好きなものばかり食べていると栄養がかたよってしまい健康にはよくありません。毎日の給食には、色々な種類の食べ物が登場します。自分の健康は自分で守るためにもよく考えて食べましょう。

7月5日(金)

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ごはん 牛乳 ハンバーグのきらきらソース 野菜の香り漬け 七夕汁 七夕デザート(クレープ)

 

今日は「七夕」についてです。7月7日は1年に5つある季節の節目「五節句」の一つである「七夕の節句」で、「七夕の節句」とか「笹竹の節句」、「星祭り」とも呼ばれます。

日本の七夕の風習は、日本に昔から語り継がれている伝説「棚機津女」や、中国の行事「乞巧奠」、中国の伝説「織姫・牽牛伝説(七夕伝説)」など、伝説や豊作を祈る風習などが合わさったものです。本来はお供え物をして裁縫や芸事などの上達を星に祈る年中行事ですが、今では短冊に願い事を書いて様々な願い事をするようになりました。みなさんが知っているのは、織姫と牽牛が一年に一度出会うことを許された「織姫・牽牛伝説」ではないでしょうか。

天気が悪い日が多いですが、7日は晴れて、織姫と牽牛が会えるといいですね。

7月4日(木)

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ごはん 牛乳 ハヤシライス オムレツ ヨーグルト和え

 

今日は「オムレツ」についてです。オムレツはフランス料理の一つで、フランスでは「オムレット」と呼ばれていましたが、フランスから日本に伝わった際に訛って、「オムレツ」と呼ばれるようになったそうです。

「オムレット」はフランス語で「剣」を意味し、ギリシャ語が由来といわれ、オムレツの形が剣に似ているところから、その名がついたといわれています。また、ときほぐした卵を薄い板状に焼いたので、古いフランス語の「アムレツ(薄い板)」からきたとか、昔フランスの王様が狩りに出かけたとき、急にお腹がすいたので、何でもいいから早く食べられる料理を持ってくるように命じたところ、オムレツが出てきたのをみた王様が「ケル・オム・レスト(なんと素早い男だ!)」と料理人を褒めたそうで、王様の言葉が「オムレスト」となり、「オムレット」になったともいわれています。

7月3日(水)

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ごはん 牛乳 いわしの梅煮 吉野煮 ごぼうサラダ

 

今日は、毎月恒例の「お魚チャレンジデー」です。みなさんがもっと魚が好きになるように、楽しみながら魚のことを勉強しましょう。今月のお魚は「いわし」です。

それではクイズです。全問正解めざしてがんばりましょう!

 

第1問 いわしを漢字で書くと魚へんに何と書くでしょうか?

① 魚へんに堅いと書く

② 魚へんに弱いと書く

③ 魚へんに雷と書く

 

正解は、②番の「魚へんに弱い(鰯)」と書きます。いわしは、水からあがるとすぐに弱ってしまうことや、ほかの魚のエサになりやすいことから「弱い」という漢字がつけられました。弱いという字は書きますが、みなさんの体を強くする栄養素がたくさん含まれています。

 

第2問 1匹のいわしが1回に産む卵の数は、およそ4万個です。では、この4万個の卵は、一か月後に何匹のいわしの子どもになっているでしょう?

 

① 4万匹

② 400匹

③ 40匹

 

正解は、③番の「40匹」です。 海にはいわしを食べる魚がたくさんいます。一か月後に残った40匹のいわしの子どもも、卵を産む2歳くらいの年まで1匹も残らないこともあります。また、1匹のいわしが生き残るためには、10万個以上の卵が必要だと言われています。今日、私たちのお皿にのっているいわしは、10万匹の中の1匹です。奇跡のいわしですね。無駄にしないように、残さず大切に命をいただきましょう。

7月2日(火)

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ごはん 牛乳 あじフライ ひじきの炒め煮 冬瓜のカレースープ

 

今日は「冬瓜」についてです。冬瓜は、漢字で「冬の瓜」と書きます。これは、冬に収穫できるからではなく、夏に収穫して冬まで保存できることからこの名前がつきました。冬瓜の原産地は東南アジアの熱帯で、日本には5世紀ごろに中国から伝わりました。奈良時代には食べられていたという記録もあるそうです。では、冬瓜の生産量日本一はどこの都道府県でしょう?答えは沖縄県です。ちなみに沖縄県に次いで2番目に生産量が多いのは、私たちが住んでいる愛知県です。ちょっと意外ですね。

冬瓜はウリ科の野菜で、すいかやかぼちゃ、きゅうり、ゴーヤなどが仲間です。これらの野菜も「瓜」という漢字が含まれます。ほかに「瓜」という漢字が含まれる野菜は何があるか調べてみるのもいいですね。