6月12日(水)

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ごはん、牛乳、けんちん信田のねぎみそかけ、
ツナと水菜の和えもの、トマト入りかきたま汁

今日は、ツナについてです。給食によく登場するツナですが、何の魚が使われているかわかりますか?答えは「まぐろ」です。英語で、まぐろのことを「ツナ(tuna)」と言います。ただし、一般的には、まぐろの他にかつおが混ざったものも「ツナ」として売られています。ツナは、缶詰やレトルトパックになっているので、冷蔵庫に入れなくても長期間保存ができるので、非常食にもなります。ツナには、たんぱく質の他に、頭の働きをよくする「DHA」も含まれています。給食では、サラダや和えものに使うことが多いです。今日は、味付けしたツナを水菜とキャベツと一緒に和えました。野菜もツナと一緒においしく食べてもらえるとうれしいです。

6月11日(火)

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菜めし 牛乳 和風コロッケ 小松菜としらすの炒め物 沢煮わん

 

今日は、小松菜についてです。小松菜は東京都江戸川区にある「小松川」という地名がもとになっています。その歴史は古く江戸時代まで遡ります。名付け親は、徳川8 代将軍吉宗公と言われています。小松川村に鷹狩りに来た吉宗公に、昼ごはんに何も料理するものがなくて、地元で採れた菜っ葉を入れて作ったすまし汁を献上したところ、とてもおいしいと喜ばれました。この菜っ葉に名前がないことを知った吉宗公は、地名から「小松菜」と命名したのだとか。以来、小松菜はこの地の特産となったのです。命名には諸説あり、吉宗公の他、3代家光公や5代綱吉公という説もあります。

小松菜は、ほうれん草の3倍ものカルシウムを含み、ビタミンや鉄分も豊富です。今日はしらす干しと一緒に炒めました。カルシウムたっぷりとることができるので、残さず食べて丈夫な骨や歯を作りましょう。

6月7日(金)

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ごはん 牛乳 小籠包 八宝菜 茎わかめの中華和え 冷凍みかん

 

今日は、歯に関する問題をだします。よーく、考えましょう。

 

問題 歯と鉄ではどちらがかたい?

 

①    歯    ② 鉄    ③ どちらも同じ

 

正解は、①の「歯」です。歯の表面は、エナメル質というものでおおわれています。物の硬さを図る単位に「モース硬度」というものがあります。モース硬度は数字が大きいほど硬く、鉄のモース硬度が「4」に対して歯のエナメル質のモース硬度は「7」です。ちなみに、学校にあるチョークのモース硬度は「1」です。歯のエナメル質よりも硬いものにダイヤモンドがあり、モース硬度は「10」です。このため、歯を削るための道具は、ダイヤモンドの粉でできています。歯のエナメル質は体の中で最も硬いものなのですが、不完全な結晶体であるため、壊れやすく、酸やむし歯菌に侵されやすいものなのです。酸やむし歯菌から歯を守るためには、歯みがきをしっかりすることが大切です。歯みがきもしっかりして、むし歯などを作らないようにしましょう。

歯と口の健康週間は10日までですが、この週間をきっかけに、「よくかむこと」を意識してくれるとうれしいです。

6月6日(木)

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ごはん 牛乳 さばの銀紙焼き 高野豆腐の卵とじ 即席漬け

 

火曜日に「かむ」ことで、あごや口の周り、目の周りの筋肉が発達することをお話ししました。今日は、よくかんで食べると、口の中にもいいことがあることをお話しします。食べ物をよくかむことにより、だ液がたくさんでます。だ液がたくさんでることで、口の中がきれいになります。だ液には、歯の病気を防いでくれる働きもあります。さらに、よくかんで味わうことで、食べ物の味もよくわかり、みなさんの味覚の成長にもつながります。よくかんで食べることは、よいことばかりです。

 

ではここで、かみ方に関する問題をだします。よく考えましょう。

 

問題 早く食べる? ゆっくり食べる? 体にいいのは?

 

①    早く食べる  ② ゆっくり食べる  ③ どちらも同じ

 

正解は、①の「ゆっくり食べる」です。よくかんで、ゆっくり食べることで、脳に刺激がいくので、食べすぎを防ぐことができます。給食時間をすぎてしまうほどゆっくり食べていてはいけませんが、ゆっくりよくかんで食べることを心がけましょう。

6月5日(水)

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牛肉とごぼうのまぜご飯、牛乳、れんこんサンドフライ、骨太みそ汁、 ヨーグルト

カルシウムは、骨や歯を丈夫にする働きのある栄養素です。カルシウムが含まれている食べ物というと、多くの人は「牛乳」が浮かぶと思います。実は、牛乳や牛乳から作られる乳製品以外にも、骨ごと食べられる小魚や、大豆・大豆製品、海藻、小松菜などの青菜からもカルシウムをとることができます。今日のみそ汁には、大豆製品の豆腐と油揚げのほかに、豆乳も入っています。わかめと小松菜も入っているので、名前の通り、骨太になれる栄養素がたくさんつまったみそ汁です。
よくかんで食べるには、歯を丈夫にするとともに、土台になっている歯ぐきも丈夫にしなければなしません。歯ぐきを丈夫にするには、「たんぱく質」という栄養素が必要です。たんぱく質は、みそ汁に入っている大豆・大豆製品のほかに、肉や魚、卵からとることができます。歯や歯ぐきを丈夫にするには、いろいろな食べ物を食べることが大切なのです。苦手な食べ物もあるかもしれませんが、いろいろな食べ物を食べるようにしましょう。

6月4日(火)

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きしめん 牛乳 五目きしめんの汁 たことポテトのカリカリ揚げ こまツナサラダ

 

みなさんは「かむ」と聞くと、あごの筋肉を使うだけ・・・と思っていませんか? もちろん、あごの筋肉も使っていますが、口の周りの筋肉や目の周りの筋肉も使っています。かむことで、あごや口の周りの筋肉が発達するので、発音もよくなります。また、かむことで目の周りの筋肉も使われるので、多くの顔の筋肉を動かすことで、表情も豊かになります。今日のカリカリ揚げには、たこと大豆が使われています。どちらもかみごたえがあるので、よくかんで食べてくださいね。

よくかんで食べるためには、丈夫な歯を作ることが大切です。では、丈夫な歯を作るためには、どんな栄養素が必要でしょうか?それは「カルシウム」です。カルシウムは骨だけでなく歯も丈夫にしてくれる働きがあります。成長期のみなさんにとって、とても大切な栄養素です。

6月3日(月)

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米粉パン 牛乳 白身魚のピザ風焼き 野菜スープ あじさい風ゼリー和え

 

明日、6月4日から10日までは「歯と口の健康週間」です。これは、歯と口の健康に関する正しい知識をみなさんに知ってもらって、実践してもらうことを目的とした週間です。今年度の標語は「歯を見せて 笑える今を 未来にも」です。給食では1日早いですが、今日から7日までの5日間、歯と口の健康週間にちなんで、かみごたえのある食べ物や、丈夫な歯や歯ぐきを作るのに必要な栄養素が多い食べ物を使ったメニューがたくさん登場します。給食を通して、よくかんで食べることの大切さや、丈夫な歯や歯ぐきを作るにはどんな食べ物を食べるとよいか、知ってくださいね。

今日のパンは「米粉パン」です。いつものパンは小麦粉で作られていますが、今日のパンは小麦粉と米粉で作られています。米粉が入っているので、いつものパンよりもモチっとしていて、かみごたえがあります。一口分ずつちぎりながら、よくかんで食べましょう。