中華めん 牛乳 しょうゆラーメンの汁 豆腐の中華風和えもの ちっちゃいシナモン揚げパン
料理をおいしくするのにかかせないのが「こしょう」です。こしょうは、古代ギリシャ時代からヨーロッパで使われていて、古くなった肉の臭いを消す、肉が腐るのを防ぐ役目をする、食中毒を予防するなど、とても大切なものでした。
アメリカ大陸を発見したイタリアの探検家クリストファー・コロンブスも、こしょうなどのスパイスを手にいれるためにインドを目指して航海にでたのですが、インドには到着できず、アメリカ大陸を発見するという結果となり、こしょうではなく、唐辛子を発見しました。
こしょうは、日本には奈良時代に中国から伝わりました。その頃のこしょうは、気分をすっきりさせる薬のかわりに使っていたようです。また、天皇や身分の高い人たちしか手にいれることのできない珍しいものでした。今では、どこの家庭でも使われている「こしょう」にもいろいろな歴史がありますね。