2月4日(火)

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スライスパン 牛乳 スラッピージョー(ミートサンドの具) 根菜ポトフ りんごジャム

 

パンにスラッピージョーをはさんだり、りんごジャムをぬったりして食べましょう。

スラッピージョーは、1900年頃、アメリカで発祥した料理で、ひき肉とたまねぎ、トマトソースなどで作ったミートソースをパンにはさんだものです。この料理名の由来についてはいろいろあるようです。そもそも「スラッピー(スロッピー)」とは、英語で「だらしがない」「汚れた」という意味をもつ言葉です。食べる時に具材がこぼれ、口元がべったりと汚れること、そして作った人の名前が「ジョー」であったことから、この名がつけられたのでないかといわれています。また「Sloppy Joe‛s Bar」という店の料理として作られたからという説もあります。

2月3日(月)

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ごはん 牛乳 いわしのかば焼き風 まめまめサラダ 節分のすまし汁

 

昨日2月2日は「節分」でした。そして今日2月3日は「立春」です。節分というと「2月3日」というイメージがありますが、毎年必ずしも「2月3日」とは限りません。それは、節分の翌日の立春をはじめ、春分、夏至や冬至といった二十四節気のこよみは、太陽の進行と地球の位置関係で決まるもので、1周するのにずれが生じ、年ごとに変動します。この変動によって、節分の日が変わってしまうことがあるためです。

今日は一日遅くなりましたが、節分にちなんだ献立です。焼いた煙が魔除けになるといわれている「いわし」や、邪気や厄災を打ち払う「大豆」を使いました。すまし汁の中には、鬼の顔の形をしたかまぼこが入っています。こよみの上では、立春から春になりますが、実際はこれからもまだまだ寒い日が続きます。給食を一口でも多く食べて、寒さに負けないようにしましょう。

1月31日(金)

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ごはん 牛乳 トンテキ丼 おからサラダ さつま汁 りんご

 

今日のサラダは、「おから」を使いました。みなさんは、「おから」が何か知っていますか。おからは、豆腐を作るときにできる、大豆から豆乳をしぼったあとの残った部分です。日本では、一年間に約200万トンの豆腐が製造されていますが、その過程で約70万トンものおからができます。できたおからは、すべて食べられるわけではなく、食べられなかった分はゴミとして捨てられ、燃やされます。残りカスというイメージが強い「おから」ですが、おからには食物繊維や質の良いたんぱく質などの栄養が豊富に含まれています。おからに含まれている食物繊維は胃や小腸で消化・吸収されずに大腸まで届き、腸内環境の改善や便秘の予防など、お腹の調子を整えます。煮物にされることが多いおからですが、今日のようにサラダにしたり、ケーキに入れたりと、いろいろな食べ方ができます。みなさんも、体のため、そして環境のためにも、ぜひおからを取り入れていってください。

1月30日(木)

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ごはん 牛乳 大豆ミート入りハンバーグ 皮ごと根菜きんぴら わかめのすまし汁

 

今日は学校給食週間最終日です。

今日は食品ロス削減メニューを取り入れました。「皮ごと根菜きんぴら」です。ごぼうやれんこんは、土を落としてよく洗ってから、皮つきのまま切って、肉やこんにゃくと一緒にごま油で炒めて味付けました。ごぼうやれんこんを細く切ったり、薄く切ったりすることで、皮も気にせずに食べることができます。ちょっとの工夫で、食品ロスを削減できることをおぼえておいてくださいね。今日のメニューは、環境に配慮するために作られたものを取り入れました。それは、ハンバーグに入っている「大豆ミート」です。肉が好きな人は多いと思います。では、牛肉を1㎏生産するのに必要な穀類の量はとうもろこしに換算してどれくらいだと思いますか。答えは11㎏です。肉を生産するためには、エサとしての穀類がたくさん必要です。そして、それだけの穀類を生産するためには、広大な農地が必要となるため、環境問題にもつながります。そこで、肉の代わりになるものとして、大豆を加工して、肉のようにした大豆ミートが作られました。大豆ミートは、肉に比べて、たんぱく質や食物繊維が摂れ、脂肪分が少ないです。肉だけとちょっとちがうハンバーグを味わって食べましょう。

1月29日(水)

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ごはん 牛乳 みそカツ ひきずり キャベツの赤しそ和え

 

今日は学校給食週間4日目です。

「ひきずり」は、尾張地域に伝わる郷土料理で、鶏肉を使ったすき焼きのことです。一般的にすき焼きには牛肉が使われますが、愛知県は鶏の飼育が盛んなことから、鶏肉が使われました。「ひきずり」という呼び方は尾張地域独特で、すき焼き鍋のふちから肉をひきずりながら引っ張りだして食べたことから、「ひきずり」と呼ばれるようになったといわれています。大晦日にはひきずりを食べて、年の終わりまでひきずってきたいらないものを、その年のうちに片付けてから新年を迎えるという習慣があったそうです。

「赤しそ和え」のキャベツと赤しそは、愛知県産です。愛知県は全国有数のキャベツの生産地です。特に冬系キャベツの生産が盛んで、東三河地域を中心に生産されています。赤しそは全国第2位の出荷量で、碧南市や大治町で生産されています。梅と一緒に漬けて梅干しの色付けに使われたり、ふりかけやジュースにしたりします。

 

1月28日(火)

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ミルクロールパン 牛乳 白身魚と野菜のトマト焼き 千切り野菜のスープ 愛知のゼリーポンチ

 

今日は学校給食週間3日目です。

食品ロスとは、まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物のことで、食べ残しや売れ残り、期限が切れたもの、調理の時の皮のむき過ぎなどがあります。そこで10月に、野菜を皮ごと使ったり、捨てられがちなブロッコリーの茎や多くが廃棄されてしまうおからを取り入れた「食品ロス削減献立」を実施しました。

今日は食品ロス削減メニューとして「千切り野菜のスープ」を紹介します。千切り野菜のスープには、にんじんや大根、キャベツが使われています。にんじんや大根は皮まで、キャベツは芯の部分も食べることができるように、それぞれの野菜を千切りにしてスープの具にしました。野菜を細く切って煮ることで、捨てていたところもおいしく食べることができます。そして、みなさんにできること、それは「食べ残しを減らす、なくす」ことです。みなさんが一口でも多く食べることが食品ロス削減につながります。一口でも多く食べて、食品ロスを削減しましょう。

1月27日(月)

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かきまし 牛乳 和風コロッケ トマトのかきたま汁 西尾抹茶のわらびもち

 

今日は学校給食週間2日目です。

「かきまし」とは、炊いたごはんの上に、にんじんや鶏肉などの味付けした具材と汁をのせ、かき混ぜて食べる混ぜごはんです。しゃもじでしっかりかき混ぜて(かきまわして)作ることから、「かきまし」と呼ばれるようになったといわれています。「かきまわし」「とりめし」とも呼ばれ、愛知県全域で食べられている郷土料理です。かきましは、大勢の人が集まる時に作られる料理で、昔は民家の縁側の床下や庭などを利用して鶏を飼い、急な来客がある時に、かきましを炊いてもてなしたそうです。鶏肉が高価だった時代は、祝いの席などハレの場でふるまわれていましたが、現在では、季節を問わず日常的に食べられています。

今日のコロッケには、愛西市産のれんこんが入っています。れんこんは、低くて湿った土地を好み、愛西市で盛んに生産されています。愛知県のれんこんは、土が付いた状態で出荷されるのが特徴で、これは、れんこんの新鮮さを保つための工夫です。