7月5日(金)

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ごはん 牛乳 ハンバーグのきらきらソース 野菜の香り漬け 七夕汁 七夕デザート(クレープ)

 

今日は「七夕」についてです。7月7日は1年に5つある季節の節目「五節句」の一つである「七夕の節句」で、「七夕の節句」とか「笹竹の節句」、「星祭り」とも呼ばれます。

日本の七夕の風習は、日本に昔から語り継がれている伝説「棚機津女」や、中国の行事「乞巧奠」、中国の伝説「織姫・牽牛伝説(七夕伝説)」など、伝説や豊作を祈る風習などが合わさったものです。本来はお供え物をして裁縫や芸事などの上達を星に祈る年中行事ですが、今では短冊に願い事を書いて様々な願い事をするようになりました。みなさんが知っているのは、織姫と牽牛が一年に一度出会うことを許された「織姫・牽牛伝説」ではないでしょうか。

天気が悪い日が多いですが、7日は晴れて、織姫と牽牛が会えるといいですね。

7月4日(木)

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ごはん 牛乳 ハヤシライス オムレツ ヨーグルト和え

 

今日は「オムレツ」についてです。オムレツはフランス料理の一つで、フランスでは「オムレット」と呼ばれていましたが、フランスから日本に伝わった際に訛って、「オムレツ」と呼ばれるようになったそうです。

「オムレット」はフランス語で「剣」を意味し、ギリシャ語が由来といわれ、オムレツの形が剣に似ているところから、その名がついたといわれています。また、ときほぐした卵を薄い板状に焼いたので、古いフランス語の「アムレツ(薄い板)」からきたとか、昔フランスの王様が狩りに出かけたとき、急にお腹がすいたので、何でもいいから早く食べられる料理を持ってくるように命じたところ、オムレツが出てきたのをみた王様が「ケル・オム・レスト(なんと素早い男だ!)」と料理人を褒めたそうで、王様の言葉が「オムレスト」となり、「オムレット」になったともいわれています。

7月3日(水)

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ごはん 牛乳 いわしの梅煮 吉野煮 ごぼうサラダ

 

今日は、毎月恒例の「お魚チャレンジデー」です。みなさんがもっと魚が好きになるように、楽しみながら魚のことを勉強しましょう。今月のお魚は「いわし」です。

それではクイズです。全問正解めざしてがんばりましょう!

 

第1問 いわしを漢字で書くと魚へんに何と書くでしょうか?

① 魚へんに堅いと書く

② 魚へんに弱いと書く

③ 魚へんに雷と書く

 

正解は、②番の「魚へんに弱い(鰯)」と書きます。いわしは、水からあがるとすぐに弱ってしまうことや、ほかの魚のエサになりやすいことから「弱い」という漢字がつけられました。弱いという字は書きますが、みなさんの体を強くする栄養素がたくさん含まれています。

 

第2問 1匹のいわしが1回に産む卵の数は、およそ4万個です。では、この4万個の卵は、一か月後に何匹のいわしの子どもになっているでしょう?

 

① 4万匹

② 400匹

③ 40匹

 

正解は、③番の「40匹」です。 海にはいわしを食べる魚がたくさんいます。一か月後に残った40匹のいわしの子どもも、卵を産む2歳くらいの年まで1匹も残らないこともあります。また、1匹のいわしが生き残るためには、10万個以上の卵が必要だと言われています。今日、私たちのお皿にのっているいわしは、10万匹の中の1匹です。奇跡のいわしですね。無駄にしないように、残さず大切に命をいただきましょう。

7月2日(火)

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ごはん 牛乳 あじフライ ひじきの炒め煮 冬瓜のカレースープ

 

今日は「冬瓜」についてです。冬瓜は、漢字で「冬の瓜」と書きます。これは、冬に収穫できるからではなく、夏に収穫して冬まで保存できることからこの名前がつきました。冬瓜の原産地は東南アジアの熱帯で、日本には5世紀ごろに中国から伝わりました。奈良時代には食べられていたという記録もあるそうです。では、冬瓜の生産量日本一はどこの都道府県でしょう?答えは沖縄県です。ちなみに沖縄県に次いで2番目に生産量が多いのは、私たちが住んでいる愛知県です。ちょっと意外ですね。

冬瓜はウリ科の野菜で、すいかやかぼちゃ、きゅうり、ゴーヤなどが仲間です。これらの野菜も「瓜」という漢字が含まれます。ほかに「瓜」という漢字が含まれる野菜は何があるか調べてみるのもいいですね。

7月1日(月)

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ごはん 牛乳 とり肉の塩唐揚げ 酢みそ和え たこしんじょ汁 富士山ゼリー

 

今日の「半夏生」です。夏至(今年は6月21日でした)から数えて11日目が半夏生で、昔の農家にとっては田植えの目安とも言われ、夏至がすんでから半夏生に入るまでに田植えを終わらせるのが好ましいと言われていたそうです。この時期、関西地方では「たこ」を食べる風習があります。これは、「田植えを終えた稲がたこの足のようにしっかりと根を張り、豊作になるように」と願って、神様にたこをお供えしたところから、たこを食べるようになったと言われています。関西地方ではたこを食べますが、サバを食べるところや、小麦で作ったもちやうどんを食べるところもあるそうです。

6月28日(金)

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ごはん、牛乳、焼きぎょうざ、なす入り麻婆豆腐、チンゲン菜のナムル、乾燥小魚

今日は麻婆豆腐です。では、麻婆豆腐はどこの国の料理か知っていますか?  答えは、中国です。中国料理の中でも麻婆豆腐は「四川省」という地域が発祥の料理です。四川省は中国の中ほどから少し西寄りの場所にあります。四川料理は、唐辛子や山椒、胡椒などの香辛料を使ったしびれるような辛さが特徴です。給食の麻婆豆腐にも、ソラマメと唐辛子から作られる「豆板醤」というピリッと辛いみそが少しだけ入っています。ちょっと辛いと感じる人もいるかもしれませんね。
四川料理は麻婆豆腐の他に、バンバンジーや回鍋肉、タンタンメン、サーランタンなどがあります。これらの料理の他に、どんな料理が四川料理か調べてみるのもいいですね。

6月27日(木)

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ごはん 牛乳 鶏肉のトマト煮 じゃがいもチーズ焼き 赤しそポンチ

 

今日は「赤しそ」についてです。しそというと、緑色の葉をイメージする人が多いと思いますが、葉の色が赤紫色の「赤しそ」もあります。赤しその赤は「アントシアニン」によるものです。アントシアニンはポリフェノールの一種で、ブルーベリーやナス、紫イモなどの野菜や果実にも含まれている天然の色素です。アントシアニンをとることで、目の疲れを取ったり、目の働きをよくしたりする効果があると言われています。

赤しそは、青い葉のしそ(大葉)に比べてえぐみが強いため、生のままで食べられることはあまりありません。梅干しやしば漬けに入れて赤い色を楽しむほか、乾燥させた葉を細かくしてふりかけにしたり、シロップを作って水やサイダーでうすめてジュースにしたりします。今日のポンチのシロップは、赤しその葉を煮出して作ったものです。しそは苦手な人もいるかもしれませんが、季節の味を味わってくださいね。