11月21日(木)

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ごはん 牛乳 二色丼の具(鶏そぼろ・炒り卵) 厚揚げと野菜のみそ汁 大学いも

 

ごはんの上に鶏そぼろや炒り卵をのせて、二色丼にして食べましょう。

今日は、「愛・地産給食」「愛知を食べる学校給食の日」です。今日の愛知県産野菜は、「大根」と「小松菜」、そして「さつまいも」です。さつまいもは、弥富市内で農薬や化学肥料を使わずに育てられたものです。農薬や化学肥料を使っていないので、人にも環境にも優しいのですが、収穫するまでに虫の駆除や雑草取りなど、多くの手間がかかっています。今日は、このように育てられたさつまいもを「大学いも」にしました。調理員さんたちが、さつまいもを一つ一つ丁寧に洗って、傷んでいるところを取り除きながら、食べやすい大きさに切って油で揚げたものをタレとごまでからめました。さつまいもの素朴な味がすると思います。みそ汁の大根と小松菜とともに、愛知県産の農作物を味わって食べてください。

11月20日(水)

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ごはん 牛乳 たらの西京焼き ひじきとベーコンの炒め煮 白玉団子汁 みかん

 

西京焼きとは、西京みそに魚や肉の切り身を漬け込んで焼く伝統料理です。西京焼きの名前の由来は、西京みそによるものです。西京みそは、かつて都として政治や文化の中心地だった京都で生まれた白みそです。米麹をたっぷり使用し、塩分低めで上品な甘みが特徴です。京料理に欠かせない調味料のひとつです。明治維新の後、都が東京へと移ったことから、京都は西京とも称されるようになりました。そのため、京都生まれの白みそが西京みそとなり、西京みそにつけて焼く料理を西京焼きと呼ぶようになったのです。

11月19日(火)

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スライスパン 牛乳 ツナチーズサラダ 野菜のコンソメ煮 大豆チョコクリーム

 

今日は、スライスパンにチョコクリームをぬってチョコパンにしたり、サラダをはさんでサラダサンドにしたりして食べましょう。

スライスパンは、お店では「食パン」という名前で売られていますが、なぜ「食パン」という名前なのでしょう?それにはいろいろな説があり、最も有力なのは、「主食用パン」を正式な名前とする説です。主食用パンは、文字通り「主食として食べるパン」を意味しており、日本にパンが紹介される際に使われた「主食用パン」という名前が縮まって広がったとみられています。この説以外にも、消しゴムができる前に、文字や線を消すのに使用していたパン「消しパン」と区別するために、食べるためのパンを「食パン」と呼んでいた、などの説もあります。他にどんな説があるか、調べてみるのもいいですね。

11月18日(月)

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チキンライス 牛乳 キャベツ入りメンチカツ 豆乳ポタージュ 手作りりんごゼリー

 

「ポタージュ」とは、フランス語で「スープ」のことを指します。フランス語でpot(ポト)」は「鍋」という意味です。元々は鍋で食材を煮込んでスープを作ったことが由来だと言われています。そのため、鍋で煮出したものをすべて「ポタージュ」と呼びます。日本で「ポタージュ」といえば、ジャガイモのポタージュや、コーンポタージュ、豆のポタージュのように、一つの野菜をペースト状にした濃厚でぽってりとしたクリーミーなスープをイメージしますよね。しかしフランスでは、コンソメなどの澄んだスープも、クリーミーなスープも全てポタージュに分類されます。澄んだスープを「ポタージュ・クレール」と呼び、とろりとクリーミーなスープのことは、「ポタージュ・リエ」と呼び分けています。

11月14日(木)

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菜めし 牛乳 茶碗蒸し さつまいもコロッケ ごぼうサラダ

 

今日は「ごぼう」についてです。

ではここで、クイズです。ごぼうを漢字で書くと、ある動物がいます。次の4つのうち、何番の動物でしょう?

 

① 犬     ② 猫    ③ 牛    ④ 豚

 

正解は、③の牛です。では、なぜ「牛」という字が使われているのでしょうか?「牛蒡」という字は、もともと中国語です。牛蒡は、キク科の薬草として中国から伝わりました。中国には、自然に生えている「蒡(ぼう)」という草があり、「ごぼう」に似ていました。中国では草木の大きなものをあらわすのに「牛」という字を使うそうで、ごぼうは蒡という草よりも大きかったため、「牛」という字が当てられたそうです。モーモーと鳴く動物の牛とは、関係がなかったのです。

ちなみに、中国ではごぼうを薬膳のスープなどに用いるのが一般的だそうです。ごぼうを食べものとして暮らしに取り入れていたのは、日本くらいだと言われています。今日はごぼうをサラダにしました。ごぼうには、食物繊維が多く含まれているので、よくかんで食べましょう。

11月13日(水)

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麦ごはん 牛乳 豚肉とひよこ豆のカレー 豆腐ハンバーグ フルーツヨーグルト

 

今日のカレーに入っている豆は、「ひよこ豆」です。ひよこ豆は、インド、西アジア、中南米などで栽培されています。ひよこの頭のような形をしていることからこの名が付けられたと言われています。ひよこ豆は「ガルバンゾー」と呼ばれることもあり、これはスペイン語由来の名前です。また、英語でひよこを意味する「チック」に、丸い豆という意味の「ピー」を組み合わせて、「チックピー」と呼ばれることもあります。ひよこ豆は、たんぱく質や食物繊維が多く含まれています。じゃがいもや栗に似たホクホクとした食感が楽しめ、どんな食材とも合わせやすいことから、カレーやスープ、サラダなどの食材として使用されることが増えています。

11月12日(火)

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中華めん 牛乳 豚骨白湯ラーメンの汁 茎わかめの中華和え 手作りマーラーカオ

 

今日のラーメンの汁は、「豚骨白湯」です。中国語で「白」は「白い」、「湯」は「スープ」という意味で、「白湯」とは白く濁ったスープのことです。白湯は、豚の骨(豚骨)や鶏の骨(鳥ガラ)など、主に畜肉類を強火で長時間煮込んで作ります。強火で長時間煮込むことで、脂分が乳化して白く濁ります。ちなみに、濁りのない澄んだスープは「清湯」といいます。清湯は白湯と違い、豚骨や鳥ガラを沸騰させないように、弱火でじっくりと煮ます。沸騰させないことで、透明感のある澄んだスープができます。白湯はラーメンのスープや鍋のスープなどにそのまま使われますが、清湯は料理のダシとして使われることが多いです。

今日のラーメンの汁は、豚の骨を煮込んで作られた「豚骨白湯」を使いました。見た目はこってりしているようにみえますが、野菜もたっぷりなので、意外とあっさり食べることができますよ。