10月9日(水)

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ごはん 牛乳 たれカツ 野菜の香り漬け スキー汁 オレンジ

 

今日は「新潟県」の郷土料理献立の日です。たれカツとスキー汁の紹介をします。

たれカツは、揚げたカツに甘じょっぱいタレをからめたものです。このたれカツをご飯にのせた「たれカツ丼」は新潟県の郷土料理です。よかったら、たれカツをご飯にのせて食べてください。

スキー汁は、新潟県上越市発祥の料理です。上越市にある金谷山は、明治時代にオーストリアの軍人レルヒ少佐が日本で初めてスキー術を伝えた地として知られています。当時のスキー訓練の時に出された、さつま汁のような汁ものが「スキー汁」の始まりだそうです。具の切り方に意味があり、短冊切りの大根・にんじんは「スキー板」、つきこんにゃくは「シュプール」、豆腐は「雪やあられ」、長ねぎやごぼうは「かんじき」、しいたけは「みのや笠」を表しています。さつまいもが入るのが特徴ですが、これはレルヒ少佐が視察を行った陸軍第13師団に鹿児島県出身の軍人がいたからといわれています。

10月8日(火)

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白玉うどん 牛乳 肉ごぼううどんの汁 ビーンズサラダ 大学いも

 

豆は、世界の国々でいろいろな種類のものが作られていて、肉や魚と同じようにたんぱく質を多く含んでいますし、食物せんいも多く含まれています。豆は、乾燥させて長い間保存することができるので、世界中でその土地にあった豆が作られ、それぞれの国でいろいろな豆料理ができました。フランスは青えんどう豆のスープ、インドはひよこ豆やレンズ豆のカレー、ブラジルはインゲン豆と牛の干し肉のスープなどがあります。日本の豆料理といえば、大豆の煮物や豆腐、しょうゆ、みその加工品、小豆から作る和菓子の「あん」など、いろいろあります。今日のビーンズサラダには、大豆とひよこ豆、青えんどう豆、赤いんげん豆が入っています。豆が苦手な人もいるかもしれませんが、できるだけ残さず食べてくださいね。

10月7日(月)

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ごはん 牛乳 わかさぎのから揚げ甘酢がけ みそおでん 白菜の赤しそ和え

 

食べ物には、色々な栄養素があります。その中で、普段食事でなかなかとりにくい栄養素があります。それは何だと思いますか?・・・・・正解は、カルシウムです。カルシウムは、骨や歯のもとになる大切なもので、子どもの時に足りないと、骨や歯が弱くなってしまいます。そのまま年をとると、骨が弱くなって、折れやすくなったり、変形したりする「骨粗鬆症」になってしまいます。このような病気にならないように、カルシウムをしっかりとることが大切です。カルシウムは牛乳に多く入っています。牛乳が飲めない人や苦手な人は、海そうや小魚などを食べるようにするといいですよ。今日のわかさぎも、骨ごと食べることができるので、カルシウムが多くとれます。よくかんで、骨まで残さず食べるようにしましょう。

10月4日(金)

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ごはん 牛乳 とり肉のレモン風味焼き れんこんサラダ のっぺい汁 ヨーグルト

 

今日は、これから旬を迎える「れんこん」についてです。

 

ではここで、れんこんに関する問題を出します。よく考えましょう。

問題 れんこんはどの部分を食べているのでしょうか?

 

1. 茎     2.根    3.枝

 

答えは、1の「茎」です。れんこんは漢字で「蓮」の「根」と書きますが、食べている部分は根ではなく、茎にあたります。蓮の地下茎に栄養がたまって肥大したものが「れんこん」です。そして、水面から出ている葉を支えている茎のように見えるのは茎ではなく、「葉柄」と呼ばれる部分になります。葉柄は地下茎の節から出ていますが、この節からは葉柄だけでなく、たくさんのひげのようなものが生えています。これが蓮の「根」で、ここから養分や水分を吸収して全体にいき渡らせています。

今日はれんこんをサラダにしました。シャキシャキとした食感を味わってくださいね。

10月3日(木)

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わかめごはん 牛乳 愛知県産野菜肉団子 マカロニサラダ 白みそ汁

 

わかめは海そうの一種で、昆布やひじき、のりなどの仲間です。日本でわかめが食べられるようになったのは、今から約3,000年前、縄文時代の終わり頃で、青森県の亀ヶ丘遺跡から縄文土器と一緒にわかめなどの海そうが発見されています。陸の植物は根から土の中の栄養を吸収するのに対して、わかめの根は、岩などにはりつき、海の中で流されないようにするためのもので、わかめは茎など、からだ全体で海の中の栄養を取り込みます。海の中の栄養を取り込んで、すくすく成長したわかめには、カルシウムや鉄、マグネシウム、ビタミンK、食物せんいなどが含まれています。少しずつでいいので、わかめを食べるようにしましょう。

10月2日(水)

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ごはん 牛乳 春巻き マーボー豆腐 切り干し大根の中華和え

 

みなさんは、豆腐がどのように作られているか知っていますか。

まず、大豆を水につけてやわらかくします。それを細かくつぶしたものを水で煮ます。その後に布でこして、豆乳とおからに分けます。この豆乳にニガリをいれて固めたものが豆腐です。豆腐は消化がよく栄養価の高い食べ物で、2,000年以上前に中国でつくられました。日本には、奈良時代に伝わり、お寺で食べられていました。お寺のお坊さんの中には、修行のため、お魚やお肉を食べない人もいます。豆腐の原料の大豆には、お魚やお肉に負けないくらいの量のたんぱく質が含まれているので、お魚やお肉の代わりに、豆腐など大豆からつくられたものを食べていたのです。

今日は、豆腐をたくさん食べることができる料理「マーボー豆腐」です。豆腐をたくさん食べて、じょうぶな体をつくりましょう。

10月1日(火)

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サンドイッチバンズパン 牛乳 白身魚フライ ゆでキャベツ ミネストローネ タルタルソース

 

今日は、バンズパンに白身魚フライとキャベツ、タルタルソースをはさんで、フィッシュバーガーにして食べましょう。

スープは「ミネストローネ」といいます。ミネストローネはイタリアの家庭料理で、作り方や材料、味付けなどに細かい決まりはありません。ミネストローネという名前は、イタリア語で汁物料理、つまり『スープ』を表す「ミネストラ(minestra)」から生まれた言葉です。今日のミネストローネには、ベーコンやにんにく、セロリ、たまねぎ、にんじん、じゃがいも、大豆、さやいんげん、アルファベットマカロニ、トマトジュースが入っています。いろいろな食べ物をとることができるスープです。