9月17日(火)

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わかめごはん 牛乳 豚肉と夏野菜の揚げ浸し 里芋の鶏そぼろ椀 お菓子な目玉焼き

 

今日は十五夜についてです。十五夜とは、旧暦の毎月15日の夜のことです。十五夜は「中秋の名月」とも呼ばれます。これは、旧暦の8月「中秋」は、1年で月が最も美しく明るく見える日であるためです。

十五夜の由来は、中国の中秋節が発祥とされ、月を眺めながらお茶や餅を食べるという行事が、平安時代に日本へ伝わりました。江戸時代になると、十五夜の行事は町の人々にも広まり、平安の貴族が月を見ながら宴会を楽しむ行事から、秋の収穫物を供えて実りに感謝をする行事となっています。十五夜は芋類の収穫を祝う意味から、別名「芋名月」とも呼ばれ、里芋やさつま芋を供えます。

今日は旧暦の8月15日、中秋の名月です。今日の給食は、中秋の名月にちなんだ献立です。デザートの「お菓子な目玉焼き」は、満月をイメージしたものです。

9月13日(金)

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ごはん 牛乳 しゅうまい ビーフン入り野菜炒め もずくスープ

 

今日はビーフンに関する問題を出します。よく考えましょう。

 

問題 ビーフンは何から作られているのでしょう?

 

① さつまいも   ② 米    ③ 小麦粉

 

正解は、②の米です。ビーフンは、中国語で「米粉」と表す通り、米をくだいて練り、細長いめんのような形にして乾燥させたものです。ビーフンは、中国の南の地域やベトナムやタイなどの東南アジアでよく食べられています。

ちなみに春雨は、さつまいもなどのいもや緑豆という豆のでんぷんから作られます。うどんやラーメン、スパゲティなどは、小麦粉から作られます。作られる原料によって、それぞれに特徴があります。

9月12日(木)

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ごはん 牛乳 二色丼(ツナそぼろと炒り卵) 即席漬け トマト入り豚汁 梨

 

梨は、日本で栽培される果物の中でも歴史が古く、弥生時代にはすでに食べられていたそうです。また日本書紀にも栽培の記述が残っており、江戸時代には品種も増えています。現在のような甘味が強く果肉のやわらかい梨は、明治時代以降に発見されたり、品種改良されたりしたものです。日本の梨には「赤梨」と「青梨」があります。赤梨は「豊水」や「幸水」など皮が茶色いもので、青梨は「二十世紀」のような皮が緑色の梨です。

今日の梨は、皮が茶色い「赤梨」です。給食室で調理員さんたちが、ひとつひとつ皮をむいてくれました。みずみずしくてシャリシャリとした食感を味わってくださいね。

9月11日(水)

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ごはん 牛乳 ハヤシライス マカロニサラダ 手作りココアプリン

 

ココアは、チョコレートと同じカカオの樹の種子、カカオ豆を原料とします。カカオ豆を焙煎して細かくしたあとで、ペースト状に煮つめて脂肪分を除いて粉末にしたものが「ココア」、ペーストに香料や糖分などを加えて固めたものが「チョコレート」です。

カカオの原産地であるアメリカ大陸の熱帯地域では、カカオ豆をすりつぶしてスパイスを加えた飲みものが、スタミナ源として古くから珍重されてきました。16世紀になると南米を侵略したスペイン人が、カカオ豆をヨーロッパに紹介しました。さらに、19世紀はじめにオランダ人のバン・ホーテンが、今のような粉末のココアを開発しました。日本にココアが入ってきたのは、江戸時代の長崎が最初といわれます。

今日はココアを使ってプリンを給食室で作ったので、味わって食べてくださいね。

9月10日(火)

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ごはん 牛乳 ささみ大葉梅肉フライ 高野豆腐のうま煮 磯香和え

 

梅肉は、梅干しから作られます。梅干しは、梅の実を塩漬けにしたものを日に干してから梅酢に漬けた漬物です。梅干しの色が赤いのは、赤しその葉の色によるもので、梅酢に赤しそを加えて漬けることで梅干しが赤くなります。

梅干しがすっぱいのはクエン酸によるものです。クエン酸には、疲れをとったり、食欲を進めたり、ものを腐りにくくしたりするなど、いいことがいろいろあります。梅干しはすっぱいから苦手な人もいるかもしれませんが、少しでいいので食べるようにしましょう。いいことが多い梅干しですが、塩分も多いので、食べ過ぎないようにしましょう。

9月9日(月)

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栗入り五目ごはん 牛乳 里いもコロッケ 菊花和え なす入りみそ汁 一口みかんゼリー

 

今日は「重陽の節句」です。重陽の節句には、3月3日の桃の節句や、5月5日の端午の節句と同じ五節句のひとつですが、あまりなじみがないかもしれません。重陽の節句は「菊の節句」ともいわれ、菊の花を浮かべたお酒を飲んで、長寿をお祝いする日です。「栗の節句」ともいわれ、栗ごはんを食べて、秋の収穫をお祝いします。また「くんち(九日)になすを食べると中風にならない」という言い伝えもあります。中風とは、発熱や頭痛など体の不調のことで、なすを食べて無病息災を祈る風習もあります。

今日の給食は、菊の花や栗、なすを使った重陽の節句にちなんだ献立です。一口でも多く食べて、元気に毎日をすごしましょう。

9月6日(金)

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弥富の新米ごはん 牛乳 まぐろと大豆のマリナラソース和え 野菜の香り漬け 沢煮わん オレンジ

 

今日のごはんは、弥富市で今年収穫したばかりの新米を炊いたものです。弥富市は、昭和34年9月26日にこの地域を襲った伊勢湾台風で、収穫直前のお米が大きな被害を受けた経験から、台風シーズンよりも早い時期に収穫できる「早場米」を育てています。今年は8月1日から収穫が始まったそうです。児童生徒のみなさんに、弥富市ではおいしいお米が栽培されていることを知ってもらうとともに、おいしい新米を味わってほしいということで、今年度も農家の方々から弥富市内の小中学校に、収穫したばかりの新米をいただきました。いつも食べているごはんとの違いを感じながら、感謝の気持ちをもって、味わって食べてくださいね。そして食器を返す時、お茶碗にごはん粒が残っていないようにしましょう。