10月30日(水)

RIMG2790

麦ごはん 牛乳 皮ごと野菜入りカレーライス ブロッコリーのサラダ おからのカップケーキ

 

今日10月30日は「食品ロス削減の日」です。食品ロスとは、まだ食べることができるのに、ごみとして捨てられてしまう食品や食材のことです。食品ロスは、食べ残しや期限切れの他に、調理の時に皮を厚めにむいて、食べられる部分まで捨ててしまう「むきすぎ」によっても起こります。そこで今日の給食は、にんじんやかぼちゃ、れんこんなどを皮ごと使ったカレーや、ブロッコリーの軸の部分も使ったサラダ、そして、おからを使ってケーキを作りました。おからとは、豆腐を作るときに、大豆から豆乳を絞った後の残った部分です。1年間に70万トンもできますが、食用での利用率は1%ほどで、残りは家畜のえさなどにもしますが、ほとんどはゴミとして捨てられています。今日のケーキのように、少しの工夫で食品ロスを減らすことができます。そして、みなさんができるだけ残さず食べることを心がけてもらえると、食品ロスをさらに減らすことができので、いつもより、一口でも多く食べてもらえればと思います。

10月29日(火)

RIMG2789

ごはん 牛乳 れんこんとひき肉のフライ ひじきの炒め煮 秋なすのみそ汁 ラムネゼリー

 

夏の野菜というイメージが強いなすですが、なすの旬は、夏から秋にかけてです。今の時期のなすは「秋なす」と呼ばれ、実がひきしまって、種も少なくおいしくなります。なすは、実の90%以上が水分でできています。カリウムという栄養素も多く、体を冷やす作用があります。また、皮の紫色の色素は、ポリフェノールの一種である「ナスニン」という成分が含まれています。「ナスニン」には、血液をサラサラにしたり、目の疲れを回復させたりする働きがあるので、皮ごと食べるのがおすすめです。今日は秋なすを皮ごと使ってみそ汁にしました。なすが苦手な人もいるかもしれませんが、できるだけ残さず食べてくださいね。

10月28日(月)

RIMG2788

ごはん 牛乳 野菜はんぺんの磯辺揚げ すき焼き風煮 小松菜のごま酢和え

 

今日は「朝ごはん」についてです。元気に運動や勉強をするために欠かせないのが「朝ごはん」です。朝ごはんは私たちの体に3つのスイッチを入れてくれます。1つ目が、頭のスイッチです。朝ごはんを食べると脳が目覚めて活発になります。2つ目は体温のスイッチです。朝ごはんを食べることによって、眠っている間に下がった体温が上がります。3つ目はお腹のスイッチです。休んでいたお腹を活発にし、腸の働きをよくしてくれます。朝ごはんを食べるとこんな良いことがあるのですね。そんな朝ごはんのパワーも午前中に使い切ってしまうので、午後からのパワーは給食でしっかりとりましょう。

10月25日(金)

RIMG2787

キムタクごはん 牛乳 鮭の土佐酢漬け 塩昆布和え 麩のすまし汁

 

今日は「お魚チャレンジデー」です。今月のお魚は「鮭」です。産卵のときに腹が裂けることから鮭といわれています。

みなさんは普段どのくらい鮭を食べていますか?日本で最もよく食べられている魚は鮭です。日本人にとって一番身近な魚、鮭。それでは今から「鮭」のクイズを行います。正解をめざしてがんばりましょう。

 

第1問 鮭は、アメリカやロシア近くの海まで行って大きくなりますが、3~4年後、卵を産むために、自分の生まれた川に戻ってきます。さて、これをなんというでしょうか。

 

① 回遊      ② 母川回帰    ③ さけの超能力

 

正解は、②番の母川回帰です。

 

鮭はとてもタフな魚です。98%の鮭が自分の故郷を間違えません。どうして遠い北の海から自分の川にもどれるのか、その仕組みにはまだ多くの謎が残されています。

 

第2問 鮭の身の色といえばきれいなサーモンピンク。さて、鮭は赤身魚、白身魚、どちらでしょうか。

 

① 白身魚    ② 赤身魚

 

正解は、①番の「白身魚」です。身が赤い理由はえびなどの甲殻類を多く食べることによりアスタキサンチンという成分が蓄積されたためです。アスタキサンチンは、シミ・シワ予防等の老化防止に有効と言われています。

10月24日(木)

RIMG2786

ごはん 牛乳 茶碗蒸し 根菜コロッケ ツナと水菜の和えもの

 

今日のコロッケには、いろいろな根菜が使われています。根菜とは、土に埋まっている部分を食べる野菜やいも類の総称で、「根菜類」とも呼ばれます。「根」という字が使われていますが、根の部分を食べるものばかりではなく、土に埋まる茎の部分や、根と茎が合わさった部分を食べるものもあります。私たちが普段から食べ親しんでいる根菜類には大根やにんじん、ごぼう、かぶ、さつまいもなどがあり、これらは根が大きくなったものです。じゃがいもや里いも、れんこんなどは、茎が大きくなったものなんですよ。

今日のコロッケは、じゃがいもの中に、にんじんや切干し大根、ごぼう、れんこんが入っています。いつもとちょっと違う食感のコロッケです。

10月23日(水)

RIMG2785

ごはん 牛乳 さばのカレー風味焼き 磯香和え 里いもと大根のそぼろ煮 手作り甘夏ゼリー

 

甘夏の正式な名前は「川野夏橙」といい、夏みかんが突然変異の一種の枝変わり(ある枝だけ、ほかの部分とちがう形や実がなる現象)によってできたもので、昭和10年に大分県津久見市の川野豊さんによって発見されました。ちなみに夏みかんの正式な名前は「夏橙」といい、4月から5月に収穫されて、夏にかけて食べられるみかんです。冬の温州みかんと区別して、夏みかんと呼ばれるようになりました。甘夏は、夏みかんよりも酸味が少ないので、甘夏と呼ばれるようになり、夏みかんよりも早く色づき、食べやすいので、現在では夏みかんよりも多く作られています。

今日は、甘夏を入れたゼリーを大藤小の給食室で作りました。

10月22日(火)

RIMG2783

ソフトめん、牛乳、ミートソース、イタリアンサラダ、
フルーツヨーグルト

今日のめんは、ソフトめんです。ソフトめんの正式な名前は「ソフトスパッゲティ式めん」といい、学校給食用に開発されたもので、1960年代ごろ、東京の学校給食に出されたのが始まりだといわれています。ソフトめんは、一見うどんのようですが、うどんに使う粉が薄力粉や中力粉であるのに対し、ソフトめんはパンと同じ強力粉が使われます。ソフトめんは、ゆでためんを袋に入れた後、冷蔵庫で一晩保管されます。翌日、蒸気殺菌を行ってから、学校に納品されます。学校給食用に特別につくられたソフトめんを、ミートソースと一緒に味わってくださいね。