9月7日(金)

7日(金)
今日は、やとみの新米給食、重陽の節句給食です。
今年も、JAあいち海部から、今年、鍋田地区で収穫されたばかりのコシヒカリをいただきました。
鍋田地区は、「早場米」を作り、愛知県で一番早く米を収穫する地域です。どうして、「早場米」を作るようになったか、みなさんは知(し)っていますか?
私たちの住む弥富市は、昭和34年9月26日にやってきた伊勢湾台風によってひどい被害を受けました。その一つにお米も挙げられます。収穫するばかりになっていたお米が台風のためにダメになってしまったのです。鍋田地区は伊勢湾台風を教訓に、台風シーズンをさけ、早く収穫できる「早場米」を作るようになりました。
自然とともに生きていく私たち人間が、努力して収穫できるようにしたお米です。味わって食べましょう。9月9日(日)は、「重陽の節句」です。古来、中国では、奇数は縁起のよい“陽”の数とされ、中でも一番大きな9が重なるこの日を「陽が重なる(重陽)」として愛で、祝いました。日本でも「菊の節句」として、お酒に菊を浮かべて飲み交わしたり、菊の花を愛でたりする催し物が多く行われています。今日のすまし汁の中には菊の形をしたかまぼこが入っています。
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