今日(きょう)の給食(きゅうしょく)は「もろこのちらし寿司(ずし)、牛乳(ぎゅうにゅう)、れんこんのはさみ揚げ、八杯(はちはい)汁(じる)、いちご」です。
みなさんは「もろこ寿司(ずし)」という料理(りょうり)を食(た)べたことがありますか?それは、海部(あま)地方(ちほう)の郷土(きょうど)料理(りょうり)で、このあたりでは「箱(はこ)寿司(ずし)」とも呼(よ)ばれます。お祭(まつ)りなど人(ひと)がたくさん集(あつ)まる時(とき)に作(つく)られ、木(き)の箱(はこ)に寿司(すし)飯(めし)と具材(ぐざい)をしきつめて、ぎゅっと押(お)したものを四(し)角(かく)く切(き)ります。昔(むかし)は、寿司(すし)飯(めし)をとても甘(あま)酸(ず)っぱい味(あじ)にしていました。これは、酢(す)をたくさん入(い)れることで腐(くさ)りにくくし、また砂糖(さとう)をたくさん入(い)れることで時間(じかん)がたってもごはんが固(かた)くなりにくいからです。今日(きょう)の給食(きゅうしょく)ではアレンジを加(くわ)えて、もろこの佃煮(つくだに)を入(い)れた「ちらし寿司(ずし)」にしました。
愛知県(あいちけん)には、「八杯(はちはい)汁(じる)」という郷土(きょうど)料理(りょうり)もあります。これは、法事(ほうじ)の時(とき)などに食(た)べられる精進(しょうじん)料理(りょうり)のひとつです。精進(しょうじん)料理(りょうり)は、肉(にく)や魚(さかな)を使(つか)いません。具材(ぐざい)だけでなく、だし汁(じる)にもかつお節(ぶし)などは使(つか)わず、昆布(こんぶ)など植物性(しょくぶつせい)のものを使(つか)います。シンプルな味でも、いろんな具材(ぐざい)を入(い)れることで、うまみが出(で)てとてもおいしくなります。
かわった名前(なまえ)ですが、その由来(ゆらい)は、おいしいので八杯(はちはい)も食(た)べてしまうからとか、一丁(いっちょう)の豆腐(とうふ)で8人分(にんぶん)作(つく)れるからとも言(い)われています。
最近(さいきん)では、古(ふる)くから受(う)け継(つ)がれてきた郷土(きょうど)料理(りょうり)という食(しょく)文化(ぶんか)が失(うしな)われつつあります。郷土(きょうど)料理(りょうり)からは、昔(むかし)の人(ひと)の知恵(ちえ)やその地域(ちいき)のことがいろいろ見(み)えてきます。自分(じぶん)たちの住(す)む地域(ちいき)に伝(つた)わる歴史(れきし)ある郷土(きょうど)料理(りょうり)を私(わたし)たちも受(う)け継(つ)いでいきましょう。これで、今日(きょう)の献立(こんだて)紹介(しょうかい)を終(お)わります。
みなさんは「もろこ寿司(ずし)」という料理(りょうり)を食(た)べたことがありますか?それは、海部(あま)地方(ちほう)の郷土(きょうど)料理(りょうり)で、このあたりでは「箱(はこ)寿司(ずし)」とも呼(よ)ばれます。お祭(まつ)りなど人(ひと)がたくさん集(あつ)まる時(とき)に作(つく)られ、木(き)の箱(はこ)に寿司(すし)飯(めし)と具材(ぐざい)をしきつめて、ぎゅっと押(お)したものを四(し)角(かく)く切(き)ります。昔(むかし)は、寿司(すし)飯(めし)をとても甘(あま)酸(ず)っぱい味(あじ)にしていました。これは、酢(す)をたくさん入(い)れることで腐(くさ)りにくくし、また砂糖(さとう)をたくさん入(い)れることで時間(じかん)がたってもごはんが固(かた)くなりにくいからです。今日(きょう)の給食(きゅうしょく)ではアレンジを加(くわ)えて、もろこの佃煮(つくだに)を入(い)れた「ちらし寿司(ずし)」にしました。
愛知県(あいちけん)には、「八杯(はちはい)汁(じる)」という郷土(きょうど)料理(りょうり)もあります。これは、法事(ほうじ)の時(とき)などに食(た)べられる精進(しょうじん)料理(りょうり)のひとつです。精進(しょうじん)料理(りょうり)は、肉(にく)や魚(さかな)を使(つか)いません。具材(ぐざい)だけでなく、だし汁(じる)にもかつお節(ぶし)などは使(つか)わず、昆布(こんぶ)など植物性(しょくぶつせい)のものを使(つか)います。シンプルな味でも、いろんな具材(ぐざい)を入(い)れることで、うまみが出(で)てとてもおいしくなります。
かわった名前(なまえ)ですが、その由来(ゆらい)は、おいしいので八杯(はちはい)も食(た)べてしまうからとか、一丁(いっちょう)の豆腐(とうふ)で8人分(にんぶん)作(つく)れるからとも言(い)われています。
最近(さいきん)では、古(ふる)くから受(う)け継(つ)がれてきた郷土(きょうど)料理(りょうり)という食(しょく)文化(ぶんか)が失(うしな)われつつあります。郷土(きょうど)料理(りょうり)からは、昔(むかし)の人(ひと)の知恵(ちえ)やその地域(ちいき)のことがいろいろ見(み)えてきます。自分(じぶん)たちの住(す)む地域(ちいき)に伝(つた)わる歴史(れきし)ある郷土(きょうど)料理(りょうり)を私(わたし)たちも受(う)け継(つ)いでいきましょう。これで、今日(きょう)の献立(こんだて)紹介(しょうかい)を終(お)わります。